セカンドワーホリ⇒学生ビザで滞在延長

シドニーに戻ってからは、再び運よく自分の好きな分野の仕事につくことができて、それなりに充実したセカンドワーホリライフを送っておりました。

だいぶ英語での仕事にも慣れてきて、たくさんのビジネスネットワークも広げることができたので、仕事の幅もなんだか広がった気がしますね。

さてここで、みなさんも気になるところだと思いますが、

「もっとオーストラリアにいたい」

ということにもなるでしょう。

ワーホリで来た場合、ほとんどの方が学生ビザで滞在を延ばしていますね。僕もそうでした。

 

1.学生ビザでも働ける!

現時点ですが、オーストラリアの学生ビザは、条件がありますが、働くことができます。基本的には以下の通り。

 

  • 2週間で40時間までの労働はOK(長期休暇中は無制限)

学生ビザでは働けない国も多いですが、オーストラリアでは制限付きでできるのですよ。

ファームに行くのが難しい人は、最初から学生ビザ延長を目指す人も多いですね。

※現在は一時的ですが、学生ビザの方でも時間無制限での労働が認められていますが、2023年6月末をもって再び上記の制限がかかります。
⇒詳細は移民局ホームページのニュースを参照

 

2.どんな学校に行けばいい?

資金にすごーく余裕のある人は、大学などへ行けば、後々さらにいろいろと有利になるかもしれませんが、そんな人はほとんどいないと思います。

それでも、 意外と安い値段で、学生ビザを申請できる学校はたくさんあるんですね。

そのおかげで、オーストラリアでは留学ビジネスが成り立っているわけですが。

僕も大学なんかに行くお金はもちろんないので、安く行ける学校を探しました。

 

3.2年の会計学コースで学生ビザ申請へ

今更語学学校へ行ってもどうしようもないのでせっかくだから、少しでも今後に生かせるようなものはないものか・・・とそこそこ真面目に探してましたね 笑

そこで、初心者から学べる会計学のある学校を選ぶことに。

みんな普通はビジネス学科のようなコースを選ぶのですが、噂では何もすることなくて簡単すぎるようなことを聞いたので、それなら、これから仕事へ生かせそうなことを勉強しよう!と思ったわけです。

このような学校でも、最大で2~3年くらいは滞在が延ばせるのですよ。

僕もこのコースにして、2年のカリキュラムだったので、滞在も2年間延長することができました。

このとき選んだ学校は Bridge Business College(※現在は閉校されています)

会計といっても、最初はエクセルの使い方とか、そんなレベルからスタート。

徐々にオーストラリアの法律や、ATO(オーストラリアの税務局)の仕組み、各種税金の仕組み、会計レポート作成の練習などを行っていきましたが、きちんと学校へ行っていれば、僕みたいなド素人でもちゃんと卒業できるレベルですので、ご安心を。

費用もそこまではかからなかったですかね。

初期費用で、だいたい20万円くらいかな?

(入学金、最初の3カ月の授業料、学生ビザ申請代金、ビザ申請のための健康診断、2年間の学生保険)

全体の授業料も、たぶん2年間で120万円ちょっとだったような気がします。

もし大学とか行くと、外国人は正規料金となるので、1年間でウン百万だそうですよ・・・おー恐ろしい><

 

4.仕事に合わせて時間割もカスタマイズ

学校も、別に毎日行く必要はないです。

学校にもよりますが、基本的には、自分で自由に時間割を決めることができます。

1週間のうちで、決められたコマ数に達するように時間割を組めばよいのですよ。僕の場合は、1週間で4コマ取る必要があって、火曜・水曜の午前中に1コマずつ。金曜日に午前・午後に1コマずつとっていましたよ。

職場でもパートタイムにしてもらって、学校の合間に仕事してました。

あくまで会計の初歩を少しやっただけなので、会計士の仕事ができるわけではないですが、仕事には必ずお金の計算はつきもの。売上を会社のソフトへ入力していくのですが、この学校で学んだことで、そのソフトの仕組みがより理解しやすくなりましたね。

いろいろと融通の利くこのような学校ですが、中には結構サボる人も多いようで。

当たり前ですが、出席が足りなかったり、きちんと課題をこなさなければ退学となり、学生ビザはキャンセルされますよ。

僕が行っていた学校も、まぁ時間通りに始まらないのですよね。みんな時間通りに来ないのですよ。

先生たちも、みんなに合わせるからどーしようもないですね。

僕は時間通り9時に来ますけど、授業が始まるのは10時ですね。

それでも、僕は定時に通い続けました。

もちろん、真面目に授業する先生もいますよ。

ちゃんと時間通りに真面目に授業を受けていれば、ホントにどうしようもないとき、意外と融通利かせてくれて、遅刻したり早退しなければならないときでも、フルアテンダンスにしてくれるんですよね。

 

ワーホリの1年(あるいは2年)で物足りないかも・・と少しでも感じていれば、フルタイムで働けるワーホリの間でしっかり稼いで貯金して、学生ビザを視野に入れていきましょう。