ワーホリや留学で最初にやらなければならないことですが、住む場所を探さなくてはなりません。オーストラリアの物価が高いのは以前ご紹介しましたが、現地の学生ですらシェアハウス生活をしているくらいです。それでは、オーストラリアのシェアハウス事情についてご紹介していきますね。
1週間の家賃
1週間の家賃は（1カ月ではありません）、場所にもよりますが、普通に賃貸を契約した場合は、おおよそ＄４００～＄６００くらいになるでしょう。これをシェアハウスとして開けている家のオーナーが多いですね。
となると、こんな感じでしょう。
【1人～2人部屋】
＄２００～＄３００/週
【3人以上】
＄１５０～＄１８０/週
家にもよりますが、上記料金には電気やガス、インターネットなどをすべて込みとしているオーナーがほとんどでしょう。
ただし、共同利用となるトイレにて、トイレットペーパーは自分用を用意しなければならないケースがほとんどです。
最初はあまりお金がない状態で渡航する方も多いので、＄１００台のところでシェアハウスを探すことになりますが、2段ベッドなどを部屋に隙間なく、また廊下、リビングなどに設置して、1人でも多く入居させようとする場合が多いです。
そうでもしないと、1人あたりの負担額が多くなってしまい、人が来ないからです。
シェアハウス探しに役立つウェブサイトは？
日本人向けの情報サイトにたくさんの案内が掲載されていますので、渡航前に見ておくとよいでしょう。
- 日豪プレス
- JAMS.TV
- Cheers
オーストラリアで有名な家探しサイトは、Domain とRealestateですね。
実は、この２つのサイトにもシェアハウス情報が載ってますので、日本語のサイトだけでなく、こちらからも探してみてくださいね。
他にもGumtreeが有名なのですが、僕個人的には見づらいサイトなので、あまりお勧めはできません。
契約の仕組みとは？
シェアハウスの場合は、不動産屋と正式な手続きでの契約ではありません。
あくまで、その家をもっているオーナーとの個人的な、又貸しとなります。
正式な書面などをきちんと用意する人はまずいないので、そのオーナーの人柄や性格をしっかりと見極めなければなりません。
そのためにも、きちんと部屋を見学に行くのはもちろんですが、直接オーナーと会い、その人がきちんとした人がどうか、しっかりと見極めることが大事です。
チャンスがあれば、すでにそこに住んでいる人に聞いて、そのオーナーの評判を聞いてみるのもよいでしょう。
実際に部屋の見学にもいかず、お金だけ払ってしまって、そのまま行方がわからなくなり、詐欺にあってしまった方もたくさんいます。
なので、もし可能であれば、DomainやRealestateなど、オーストラリアで有名な家探しサイトからシェアハウスの項目で探していくとよいでしょう。ここには不動産屋などが介入しますので、こうしたトラブルを回避できる可能性は高くなるかと思います。
シェアハウス探しのポイント
【渡航前】
日本出発前の段階でいきなりシェアハウス探しは、実際に見学にもいけないので、最初のうちは、留学エージェント経由のホームステイや寮などがよいでしょう。だいたい1か月くらい予約しておいて、その間でシェアハウス探しをしましょう。
【シェアハウス探しのチェックリスト】
・オーナーがきちんと時間通りにきてくれたか？（遅れる場合は、その旨をきちんと連絡をしてくれたか）
・礼儀正しく対応してくれたか
・質問にすべてきちんと答えてくれたか
・提示された料金に含まれているもの、別途支払いが必要なものが明確か？
・保証金(ボンド）の返還についての説明があったか？
・退去する場合は、何日前に言えばよいかを伝えているか？
・家のルールを書面にてしてくれているか？
・お金のやりとりについては、きちんとレシートが渡されているか？
・オーナーの連絡先をわかっているか？
もっと細かいところもありますが、トラブルをなるべく避けるには、このようなところを最低限抑えておくべきでしょう。
特に多いトラブルはお金関係です。手書きでも何でもよいので、お金のやりとりには必ずレシートを出してもらってください。できれば銀行送金が望ましいでしょう。
不動産屋から借りるには？
じゃあ、不動産屋さんから部屋を借りるほうが安全じゃないかーーー
それができればべストですね。
少しお金に余裕のある方は、Studio部屋（１つの空間にベッド・キッチン・トイレがすべて入っている）とかであれば、1週間で＄４００くらいのところもありますよ。
そういうところは、最大2人まで一緒に住めるので、お友達と借りられれば、さらに節約できますね。
ただし、この料金は家賃だけですので、別途自分で電気やガス、インターネットを契約しなければなりません。
不動産屋との契約の際は、もちろんですが審査があります。
日本みたいに早い者勝ちではなく、ある程度募集をかけて、その中から最も信頼できる人が契約されるようになっています。
なので、ちゃんとした仕事を持っていることと、お金持ちの人がどうしても優先されてしまうので、ワーホリや学生ビザの人には、ちょっとハードルが高いかもしれません。
しかし、あきらめる必要はありません。
僕は学生ビザ時代、きちんと不動産屋から部屋を契約することができました。
そこはStudioで、今の嫁と共同名義として一緒に部屋を借りて、週＄３６０と激安でした。（ただし、交通の便が悪かったですが・・）
僕たちも一発で見つかったわけではなく、何度も他のところの審査に落ちて、ようやく契約できるところを見つけたって感じですよ。
運がよかったのは、その物件はあまり人気がなかったみたいで、不動産屋は早く契約者を見つけたかったようです。
正式に部屋を借りる場合は、身分証明書の他に雇用証明や推薦状なども必要な場合が多いですが、ここではパスポートとBank Statement(残高証明書)だけでOKでした。
電気やガスはAGL,インターネットはTPGを使う人が多いと思います。
シェアハウス・ホームステイ探しサポートします
僕の方でも、ある程度ではありますが、シェアハウス・ホームステイ探しの斡旋やお手伝いが可能ですので、お気軽にご相談くださいね！
