結婚までの道のり

どんなふうに出会って結婚まで行ったのかって、やっぱり過去の例が気になるもの。僕もいろいろな事例を見てきましたが、今回はとりあえず僕の事例でご紹介していきますね。出会ってから結婚まで5年という道のりでした。

 

まずはどうやって知り合ったのか。

その当時、お互いに学生ビザ時代でしたが、当時嫁が通っていた大学へ、僕も実はちょこちょこと行っていて、とあるサークルに所属していました。

そこの同じメンバーだったのです。

当時はもちろん、お互いのことはほとんど知らず、僕もそのときの嫁については、名前だけ知っているという程度でした。

何がきっかけなのかは、ちょっとよくわかりませんが・・・・冬の時期の練習中に、僕が自分のジャンパーを貸してあげたのがきっかけなようです。

それを言われたときは、「あー確かそんなことがあったような。。。」という感じで、実は今でもはっきりとは思い出せないくらいなのですが、どうもそれが最初のきっかけなようです。

それから数週間後くらいに、嫁の猛アタック(笑)が始まり、一緒に出かけたりという機会が多くなり、正式にお付き合いすることとなりました。

 

それから数カ月後、ちょうとお互い同じタイミングで、2人共住んでいる家がなくなり、引っ越さなければならなくなり、「どーする?」って話をしていて、「じゃあ、一緒に住もうか」という流れになり、いろいろと不動産屋を回りましたね。

決して収入が高いわけではないですが、毎週の家賃くらいは十分に払える資金はあるにもかかわらず、お互い学生ビザで高収入の仕事をしているわけでもないので、申し込んでも審査がなかなか降りませんでしたが、立地もイマイチで、いかにも人気のなさそうな安い物件があり、そこは一発で審査を突破し、ようやく住む家が決まりました。(当時1週間で$360)

今だから言えることですが、結婚前に同棲しておいたほうがいいです。

お互いをよく知るには、一緒に住むのがいちばんです。数年一緒に住めれば、結婚の決断もしやすいでしょう。

 

確か、付き合い始めてから3ヶ月くらいしか経過していなかったのですが、それで同棲スタートです。(お互いに住む家がなくなるタイミングだったので、ある意味ちょうどよかったのかもです。)

 

一緒に住み始めて、もちろん仕事や学校以外はずっと同じ時間と場所をともにするわけですから、嬉しいこともたくさんありますが、同時にお互いのすれ違いや価値観の違いもあり、喧嘩もよくしましたね。(今でもありますが)

破局の危機は、これまでの間で何回あったかわからないくらいです。

それを乗り越えてこられたので、結婚できたってのもありますね。

 

コロナ前の話ですが、お互いの国へ行って、お互いの家族へ会わせることもできました。

まずは嫁を日本へ連れていき、うちの家族もかなり歓迎してくれてよかったです。(うちの両親は特に偏見はなく、何でもウェルカムな感じなので)

で、ちょっと大変だったのは、僕が中国へ行くとき。

中国では、結婚相手の収入を今でも結構気にする家族が多く、この点でかなり心配でした。

まともな定職もつかずに、いろいろと海外をフラフラしていたわけですから、最初は気にされていたようです。

が、一度嫁の両親がシドニーに来たとき、そのとき嫁が自分の計画が思うようにいかず、そのストレスをすべて僕へぶつけて怒り狂ったとき、なんとかなだめようしていた姿勢をみたからなのか、最終的には「このわがまま娘を受け入れてくれるのは他にいない!」みたいな感じになって、今ではだいぶ僕もウェルカムな感じになりました。

なので、数年前に中国へ行ったときも、親戚の皆様が歓迎していただきました。

その後、付き合い始めてから4年が経過したとき、付き合い始めた日に婚約指輪を渡しましたね。

僕はロマンチックなことは苦手なので、指輪もサプライズではなく、どんな色やデザインの指輪がいいのかをだいたい聞いておいて、あとは本人の目の前で指のサイズも測りました。

で、いつも何かの記念日はちょっといいレストランへ食事に行くのが習慣なのですが、そこで渡しました。

 

あとは、また日本と中国へ行って、お互いの家族に挨拶して、シドニーへみんなを呼んで結婚式だね~って話をしていたら、コロナが流行ってしまったわけです。

 

中国の旧正月で嫁がまだ中国にいるときに、オーストラリアが国境を封鎖し、やばいね・・・どうやって帰る?って話をしていました。

当時はまだ完全な封鎖ではなく、中国・イタリア・韓国のみ間近14日間滞在していた人はオーストラリアへの入国を禁止するという状況だったので、いったんタイへ行って、そこで2週間過ごしてからシドニーへ帰ってきたわけです。

その2日後にオーストラリアがすべての国からの旅行者の入国を禁止したので、ホントにギリギリセーフでした。

 

こうしてロックダウンが始まったわけですが、結婚式も禁止なので、「このままだったら、いつまでも結婚できないから、手続きだけでもして結婚しよっか~」という流れになり、

僕らはロックダウン真っ只中で結婚したわけです。

 

⇒こちらもご覧くださいませ: オーストラリアでの結婚方式

 

結婚を前提にお付き合いされている方々、参考になりましたでしょうか

へぇ~こんな感じで国際結婚したんだ~ってな感じで、軽く読み飛ばして頂ければ、書いた甲斐もあります(笑)