波瀾万丈な国際恋愛・・・やっとゴール!

さて、今日は僕のことではないのですが、シドニーで知り合った人の波瀾万丈なオーストラリアでの恋愛人生をご紹介しようかと思います。

国際カップル、そして結婚は一筋縄ではいかないこともありますが、無事に婚約まできて本当によかったです。

1.ワーホリで最初のオージー彼氏ができた

とある日本人女性の話ですが、ワーホリ時代でオージーの彼氏ができたとのこと。

僕も何度かお会いしましたが、なかなかのいい青年って感じでした。

お互いに楽しそうだし、ずっと同棲もしていたので、このまま仲良く暮らしていくんだなーと思ってましたが、そうは問屋が卸さなかったみたいです。

 

2.パートナービザまでいったのだが・・・

無事にパートナービザもおりて、もうすぐ結婚か!っていうときに、なぜだか泣いている姿をよくみるようになりました。

価値観の違いなのが、日本人とオーストラリア人との文化の違いなのか、いろいろとすれ違いも多かったようです。

すでにお使いしてから4年以上が経過していて、永住権へ進めるにまで行ったので、僕もサポート書類を書いてあげましたが、結局使われることなく、なんとお別れしてしまったそうです。

その彼はその日本人女性より2~3歳くらい年下。

そんなに離れているわけでもないですが、嫌なことがあると、手はもちろん出しませんが、愚痴をずーっと言い続けたり、感情的になることも増えてきたそうです。

(うちの嫁はそんなことは未だによくありますが 笑)

それが大きなストレスとなり、これ以上一緒にいるのは難しいと判断し、いったんは同棲を解除して、少し距離を置いて、気持ちの整理をつけて、また仲良くなろうとはしていたそうです。

しかし、それでも関係は修復できず、最終的に分かれるという決断に至ったそうです。

さて、ここで問題が出てくるのは、ビザの問題。

まだ永住権の申請前だったため、こういう場合は、移民局へ報告の上、別のビザを申請するか、28日以内にオーストラリアを出なければなりません。

もちろん、お互いに黙っていれば、このままビザ上は「事実婚のパートナーがいる」という状況のまま、オーストラリアに滞在することはできるっちゃできますが、いつどこでバレるかもわからないし、何よりこのような気持ちでオーストラリアに滞在し続けることも、キツイですよね。

さて、どうしたもんか、と悩んでいると・・・

 

3.新たな出会い

なんか、やっぱりこの人は人を惹きつける力があるんでしょうかね。

別のオージーからアプローチをかけられて、最終的にはその人の熱意に負けて、新しいお付き合いをすることになったようです。

僕がいうのもなんですが、この日本人女性は特別めっちゃ美人とか、かわいいっていうのではなく、この天然でおおらかな雰囲気とキャラクターが男性を惹きつけるような気がします。

この人が結婚相談所でも始めれば、なんだかはやるような気がしますが。。。

なにはともあれ、この出会いで徐々に元気を取り戻していった様子なので、ひとまずは安心しました。

相手の方も、やっぱり少し年下の方ですが、相手への思いやりと優しい感じは伝わってきて、よい方です。(というか、この日本人女性は僕とほぼ年が同じなので、これからの出会いは年下が多いのはしょうがない 笑

しかも、僕等のご近所に引っ越してきたので、ときどきショッピングセンターで鉢合わせするから面白い!

 

4.これからどうしよう

そしてここでやっぱりビザの問題が出てくるわけです。

新しい彼ができてはいますが、そのときのパートナービザはもちろん前の彼がスポンサーしたもの。

この罪悪感は半端ないでしょう。

いずれ結婚することを考えると、このままではやっぱりいけないですよね。

そしてとうとう、現在のビザをキャンセルし、いったんは日本へ帰ることを決断したようです。

長い間、彼と会えなくなってしまいますが、お互いを信じて、2人の将来のためにこのような苦渋の決断を下しました。

さて、そうなると彼との新しいパートナービザを考えなければなりません。

原則、パートナービザは1年以上の同居を証明しなければなりませんが、現状それはとても難しいですし、何より付き合い始めてまだまだ日の浅い状況。そのため、焦らず、時間をかけてお互いの関係をよりよいものに築き上げていきました。

ビザのため、というのもあるとは思いますが、この期間でお互いが本当の将来のパートナーとなりえるのかを見極めるのにも、ちょうどよい機会だったのかもしれません。

途中、その彼も日本へ行ったそうです。

3~4カ月くらいして、ようやくオーストラリアへ戻る準備ができ、無事に戻ってきました。

 

5.無事にオーストラリアへ戻る

無事にオーストラリアへ戻ってくることもでき、無事に今の彼とのパートナービザもおりました。

今回は一旦観光ビザ(ETA)で戻ってきたみたいですが、他にも結婚を前提に渡航できるフィアンセビザみたいなのもあるみたいです。

長いことオーストラリアを離れていたことでいろいろと気持ちにも整理がついたみたいで、すっきりした様子で、楽しく今はシドニーで生活してます。

今ではあまりいざこざな話もなく、平和に暮らしているようでなによりですね。

海外生活においては、メンタルはとても重要です。

すぐに頼れる人がいないので、何か問題が起こった時にはパニックになったり、鬱になったりということも珍しくありません。

何かあったら、気軽に相談できる人がいればよいのですが、ここが難しいところですね。

今では日本語でも対応可能な心のカウンセリングドクターもいますので、何かあれば、迷わず相談してみましょう。

 

6.永住権獲得し、無事に婚約

僕が日本出張前に、(ロックダウン前に)一度婚約おめでとうの会があり、久しぶりに会いました。

無事にあれから永住権もおりて、婚約もしたそうです!

いやーよかったよかった!

先ほどもいったように、僕等とご近所なのですが、しばらくは顔を合わせることもなかったので、元気そうでなによりです。

あれから何年たったのかな・・・たぶんここまでくるのに6年くらいかかったのではないかと思います。

僕等も結婚まで5年かかりましたが、それなりに国際結婚・カップルは年数をかけて、じっくりと判断し、時間をかけてよい関係を築いていくことが大切なのかもしれません。

結婚式、楽しみにしてます!(今後うちの披露宴をやるときの参考にさせてもらおう 笑)

 

パートナービザについては、こちらの記事をご参考くださいませ。
⇒パートナービザの準備について