会計事務所を通じて行うタックスリターン

ここ数年は自力でタックスリターンを行ってきましたが、今年は訳あって、会計事務所に依頼してタックスリターンを行いました。初めてオーストラリアに来た時はまだオンラインもなく、News Agencyでタックスリターン用紙をもらって手書きで書いてポストするか、会計事務所にお願いするかのどちらかしかなかったので、今は便利な時代になりましたね。

が、しかし、今年はどうしても会計事務所にお願いしなければなりませんでしたので、その事例をご紹介していきたいと思います。

1.COVIDの影響と投資物件

コロナの影響で在宅ワークが度重なり、その関連の控除が申請できる可能性があるにもかかわらずどうしたらよいかわからなかったことと、今年から嫁と一緒に購入した投資物件の家賃収入があるため、この申告をどうしたらよいか今年が初めてなので不安だったため、今回は会計事務所を利用することにしました。

いつもなら自力でやってもほとんどプラスでたいていいくらかお金が戻ってきたのですが、去年は逆に$1,600ほど税金を追加で払わなくてはなりませんでした。

正直なところ、税金関係のことは、素人には難しいですよね。でも、今はMyGovから気軽にオンラインでタックスリターン手続きができるようになったことから、よくわからず自分でオンライン申請を行うことで、本来ならもっと控除できるところをできず、結局追加の税金を払う羽目になる方も多いようです。実は、これがオーストラリア政府の狙いだそうです。

なんとせこいことか。。。

そこで、今年は税金のプロにお任せしようと思いました。

 

2.会計事務所の利点と欠点

利点はなんといってもプロの目から細かい控除対象項目まで見てくれて、そして万が一戻ってくるはずの税金が振り込まれなかった場合でも調査してくれるので、心強いですね。

強いて欠点を言うなら、お願いするのに費用がかかるということくらいでしょうか。

会計事務所や依頼内容にも異なりますが、個人のタックスリターンならだいたい$80~$100くらいが相場ですね。

個人事業主や家賃収入などがある場合は、追加費用がかかります。

 

3.甘利会計事務所

今回は甘利会計事務所さんへお願いしました。

最初は有名なEZYオンラインにお願いしようと思ったのですが、申し込みのオンラインページがよくわからなかったので、シンプルにメールや電話で問いあわせができる甘利会計事務所へ依頼しました。

ちなみに費用は$235でした。

(僕の場合は家賃収入もあったので高めですが、個人の一般の仕事の収入だけの場合はもっと安いと思います。)

いちばん安心できたのは、個人面談ができたことですね。直接事務所に行って、対面式でその場でタックスリターン手続きを行ってくれるので安心です。

会計士の方が僕へ確認しなければならないことも、その場で直接やりとりできるので確実です。

また、ユニフォームの洗濯代や在宅ワークで使用したインターネット使用頻度、仕事で使用した携帯電話代金なども控除の対象となりますが、正直なところ、こんなの記録を取るのは至難の業ですよね。

そこも、会計士の方は対面式の面談でしっかりと申告してくれるので、本当に助かりました。

個人的にはおすすめできる会計事務所ですので、1つの候補にしてみてはいかがでしょうか。

<甘利会計事務所>
TEL: 02-9223-7448
Eメール: http://www.taxjp.com.au/
住所: Suite 2 Level 2, 88 Pitt St, Sydney NSW 2000

もし自力でタックスリターンにチャレンジされたい方は、参考までにこちらから