オーストラリアにいながら、日本や他の海外で滞在していた時のポリスチェックを取得しなければならない事例を本日はご紹介しますね。
コロナ関連のアップデートはたくさんあるのですが、暗いニュースばかりなので、オーストラリア生活のブログらしいものもちゃんと書いていかなくては!ですね。
1.海外のポリスチェックを要求される事例
ほとんどがビザ申請関連で要求されますが、以下に当てはまれば、その該当国のポリスチェックを用意しなければならないケースが多いと思います。
- 現在から過去10年以内で合計1年以上滞在した国
他の国でワーホリや学生で滞在していた・・・なんて人も少なくないと思います。
そういった方は、この条件に当てはまってしまうので、そのワーホリで滞在していた国のポリスチェックを用意しなければならないでしょう。
過去に自分がどの国にどれだけいたのかを再確認して、申請が必要かどうかをきちんと確認しておきましょう。
2.指紋採取が必要
国によってポリスチェックの申請方法が異なりますので、基本的には各大使館や領事館へまずは問い合わせを行うのがよいでしょう。
僕の場合、あてはまる国は日本とカナダだったのですが、両方の領事館へ問い合わせたところ(どちらもオーストラリアにある日本領事館・カナダ大使館へ問い合わせしました。)・・・
・シドニー総領事館⇒領事館で指紋採取し、手続きもすべて領事館を通じて行う。
・カナダ大使館⇒大使館では何もしない。カナダにある専門のエージェントなどへ問い合わせて行ってほしい。
ということでした。
なので日本のポリスチェック(警察証明書と呼ばれていますが)は、簡単ですね。
で、カナダのポリスチェックは、インターネットでいろいろ検索していたら、「Fingerprint Room Inc」という業者にたどり着き、ここでカナダのポリスチェックを申請できるとのこと。
オンラインで申請をして、$300くらいかかりましたが、Fedexでの郵送代も含まれますので、まぁ安心ですね。
申請後、指定されたオーストラリアの指紋採取できるところで指紋を取り、それを業者へ郵送します。
3.オーストラリアで指紋採取はどこでできる?
パースには民間の業者があるようですが、それ以外では見つけたことがありません。
というわけで、この場合は 最寄りのオーストラリア警察署へ行きましょう。
念のため、一度指紋採取を行ってくれるのかどうか、費用はどのくらいかかるか、どんな手順なのか、など問い合わせてみるのがよいでしょう。
4.指紋採取の手順一例
オーストラリア警察署での指紋採取は 「ライブスキャン」です。
インクを指につけて紙の上に押す・・・というのではなく、すべて機械で読み取りをします。
なので、指紋を送る業者宛ての封筒を用意して持っていき、指紋採取後はその封筒を渡して警察署が直接郵送手続きを行います。
Australian Postで海外郵送用の封筒を購入し、 業者の宛先を記入した上で、その封筒を担当の警察官へ渡しましょう。他にも業者へ送らなければならない書類があれば、一緒に渡して「指紋のフォームと一緒に封筒へ入れて送ってください」とお願いしましょう。
それから パスポートの提示を求められますので、パスポートを忘れずに。
あとは、ここでも「 なぜ指紋採取が必要なのか」がわかるものを提示しなければなりません。
僕の場合は、オーストラリア移民局からの追加書類が必要と書かれたレターと、カナダのポリスチェック取得を手伝ってくれている業者とのEメールのやりとりをプリントアウトして見せました。
ちなみに、シドニーのシティにある警察署へ今回は行きました。
費用の支払いはクレジットカードのみです。(だいたい$50前後。カード手数料もしっかり取ります。)
警察署にもよりますが、平日でも週末でもいつでも受け付けてくれるところも多いですが、平日の通常のみんなが働いている時間帯に行くのが無難でしょう。
こんな感じで、警察署で指紋採取できますので、ご参考になれば幸いです。