喧嘩対応マニュアル?

これといった特定の方法はもちろんありませんが、国際カップルともなれば、日本人同士以上にお互いを理解していくのは難しいです。どんなカップルでも、こればかりはどうしようもないかと思いますが、そんな中で、僕なりにこうするといいかも!というのをご紹介したいと思います。ご参考になれば幸いです。

1.どうしても価値観がずれる

国が違えば、文化も生活習慣もまったく異なる環境で育ったため、当然ながらいろいろなことに対する考え方も違いがあります。

日本と「外向け」には似たような文化だったとしても、実際はかなり違うことは結構あります。

 

日本人の感覚では当たり前のことでも、相手にとってはまったくそんな概念はない・・・ということもよくあります。

 

まずは、今までの日本人感覚の常識はまったく(まったくではないですが、ほぼ)通用しないときもある、ということを念頭に置きましょう。

 

その上で、話し合いが必要になってきます。

 

2.まずは相手の話を全部聞く

どんなに相手の言い分がおかしいと思っても、まずは相手の話を全部聞きましょう。

一旦全部不満を吐き出させれば、徐々にパートナーも落ち着いてきてくることもあります。

興奮状態でいろいろと途中で反論してしまうと、火に油を注ぐことになります。

 

とはいっても、ただ黙って聞くだけだと、無視されていると勘違いされる可能性もあるので、

適度に途中に相槌をうまく入れて、しっかり聞いていることをアピールすることも大事です。

 

3.落ち着いた口調で反論する

一通り話を聞き終わった後で、自分の意見を相手へ伝えましょう。

この時、穏やかに、落ち着いて、ちょっと笑顔を出すくらいの雰囲気で、ゆっくり話してみましょう。

 

ここでけんか腰の姿勢を見せても状況は悪化する一方ですので、落ち着いて言葉をまとめていきましょう。

 

お互いにパニック状態ですので、うまく説明できないかもしれません。

その際も慌てず、少しずつ話していけばよいと思います。

 

ポイントは、パートナーの言い分を理解した上で自分の意見を伝えることです。

相手のしゃべったことを否定してはいけません。

 

「確かにそれは理解できる。その場合もあるよ。でもね、私の意見は、この場合はこれがいいと思うよ。」

などのように話してみましょう。

 

相手の意見を受けれていますよ、という意思表示を見せていくことが大事ですかね。

 

4.最終的にはどっちかがある程度妥協

結局は、喧嘩を終わらせるには、どっちかがある程度諦めることも必要かと思います。

 

一緒に生活していく中で、すべて自分の希望通りの要求が続けられるわけではありません。

 

ここで諦めたら、また同じことが起こると思われるかもしれません。

確かにそれはそうです。

 

しかし、ずっと喧嘩の緊張状態で今後も生活していくわけではないですから、どちらかが大人になる必要もあります。

あとは、時間が解決してくれることも多いです。

 

また、同じことが起こっても、「あ、あのときはひどいことしちゃったな・・・」と、後々相手が理解してくれることも多いです。

 

すぐにあきらめてばかりでは、逆に相手を調子に乗らせるだけに終わってしまう可能性もあるので、頑張れるところまで頑張って、限界を感じたら、あきらめてまずは険悪な雰囲気を解消できるように努めることも必要かも知れません。

 

5.なぜこの人を選んだのかを思い出す

「もう別れる!」

となるのが喧嘩でしょう。

 

しかし、その言葉を発する前に、ホントにそれでいいのか、一瞬立ち止まって考えてみましょう。

仲直りの余地がある中にもかかわらず、その場の感情だけで別れてしまっては、あとで後悔することになりかねません。

 

なぜ目の前の人を人生のパートナーにしたのかを思い出してみましょう。

 

そして、本当に別れたほうがお互いのためかどうか、数日くらいは考えたほうがよいかと思います。

 

それでも決別の意思が変わらなければ、お互いに話し合いをした上で結論を出しましょう。

 

その場で感情的になって決定を下すのは、あとでほぼ必ずといっていいほど後悔します。

 

一瞬でいいので、立ち止まって考えてみましょう。

 

6.1人の時間をつくってリラックス

その場はなんとか収まったとしても、自分の我慢で終わらせれば、自分自身にストレスが過度にかかることもあります。

リラックスする時間も大事です。

 

1人の時間をつくって、のんびりすることも大事です。

そして、必要に応じて、相手のご両親にもアドバイスを仰ぐことも時には有効です。

 

特に女性の場合は、自分の母親にいろいろとアドバイスをもらったり、話し相手になってもらったりという機会が多いかと思います。

僕も本当に困ったら、嫁のお母様へ相談することもあります。

 

時には、お母様から直接嫁へ連絡してくれることもあります。

 

こうした感じで、1人でゆっくりする時間、そして時には相手のご家族の知恵を拝借することも必要でしょう。