学生ビザ就労時間制限が復活&時間が少し伸びます

コロナ渦の影響で減少した労働力を補うため、学生ビザの方の就労制限が一時的に廃止されてフルタイムで働けていますが、それもとうとう今月末で終了となります。

2023年7月1日から、コロナ前と同じように、再び学生ビザの方は就労時間に制限が復活しますので、ご注意くださいませ。ただ、来月からその就労可能時間がちょっと延びるようです。

2週間で最大48時間の就労が可能に

以前は2週間で最大40時間だったのが、2023年7月1日より2週間で最大48時間まで労働が可能となります。

8時間だけ拡張されましたね。

ここで注意しなければならないのは、 2週間で48時間以内なので、1週間=24時間ずつである必要なありません

また、前の週に何時間働いたかをきちんと把握していないと、その翌週が時間オーバーになって違法となることもありますので、注意してくださいね。

 

<例>

1週目:20時間働いたら ⇒2週目は28時間働けます。

⇒ただし、3週目は20時間しか働けない

 

学校はきちんと行く必要があります

本業が学生なので、もちろん学校優先できちんと出席して、課題やテストもクリアしていかなければなりません。

出席が足りなかったり、課題やテストをクリアできなかったら、退学となることもあります。退学となったら、学生ビザもキャンセルされますので、学校もきちんと頑張りましょう。

 

Aged Care Sectorの方は2023年末までフルタイム労働可能

移民局ホームページによると、Aged Care Sectorの方で、2023年5月9日の時点ですでにこの分野で働いている方は、2023年12月31日までフルタイムで勤務することが可能なようですね。

詳細は、勤め先の雇用主に確認しておきましょう。

 

必ず下記のリンクや移民局ホームページ、雇用主の方へ常に最新の情報を入手するように努めて頂きますよう、お願いいたします。

 

<参照>

https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/student-500/temporary-relaxation-of-working-hours-for-student-visa-holders