コロナウィルス・パンデミックの影響を受けてオーストラリアでの滞在、もしくは帰国が困難な方向けの一時的な措置となるサブクラス408パンデミックビザにつきまして以前ご紹介しましたが、対象となる職業に変更があったそうです。
※日豪プレス(https://nichigopress.jp/visa/visa-info/207202/)並びにオーストラリア移民局ホームページ(https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/temporary-activity-408/australian-government-endorsed-events-covid-19#Overview)から引用
今回変更となったポイントは、 重要産業(Critical Sector)とされる中に、観光業(Tourism)とホスピタリティの分野が追加されました。
なので、旅行会社とか、ツアー会社とか、ホスピタリティだと(たぶん)レストラン関連もOKだったような気がします。(僕のうるおぼえなので、必ずビザ弁護士などに確認をお願いしますね。)
では、このビザについて申請可能な条件をおさらいしておきましょう。
【重要産業リスト】
- agriculture
- food processing
- health care
- aged care
- disability care
- child care or
- tourism and hospitality
【申請条件】
上記重要産業で勤務する場合
- 現在保持するビザが90日以内に失効する、または失効後28日以内であること
- 他に申請できるビザがないこと
- 継続的に重要産業で就労していること
- オーストラリア人労働者の確保が難しく、同雇用主に雇用を継続する意思があること
- 生活費を補えるだけの資金を有していること
- 健康状態に問題がないこと
- 保険に加入していること
※雇用主の推薦が必須
※最大12ヶ月のビザ
上記重要産業に従事しない場合
- 現在保持するビザが28日以内に失効する、または失効後28日以内であること
- 他に申請できるビザがないこと
- 飛行機のキャンセルなどによって帰国が困難であること
- 生活費を補えるだけの資金を有していること
- 健康状態に問題がないこと
- 保険に加入していること
※最大3ヶ月のビザ
正直なところ、上記重要産業にかかわりがない場合は、一応3ヶ月のビザはあるみたいですが、3ヶ月で何ができるのかって話ですよね・・・これはもうこの「重要産業」を助けるためだけの目的という印象があります。コロナの影響を受けた人向けという感じではないですよね・・
では3ヶ月経過したあと、なお帰国が困難な場合はどうするのでしょうか?もうその時の状況によりますよね。ホントに帰国が無理な場合は同じビザでいけるかもしれませんが、なんとも言えません。
ビザもコロコロ変わります。