ときどきシドニーの公共バスに乗ると、Opalにタッチする機械のところがわざとふさがれて「CLOSE」となっていたり、「Free Ride」とか書かれてたりして、ラッキーにも無料で乗車できたことはありませんか?なんでこんなことがときたま起こるのでしょうか?
ドライバーと雇用主側の対立
賃金や待遇の問題で、運転手と雇い主側である NSW Transportとの間でときどき対立が起きており、後述するストライキも年に数回は起こっています。
おそらくですが、雇用主に対する反抗として、そのドライバーの独断でわざと無料乗車としているかと思われます。
無料でバスに乗れたら、たぶんそのドライバーはその日何か嫌なことがあったり、もしくは何か責任者と問題でもあったりしたのかもしれませんね。
もちろん、原則お金を払って(つまりOpalをきちんと使用して)乗車しなければなりません。
乗客側の判断や勝手な行為で無賃乗車すれば、もちろんそれはダメです。
なので、乗るときはきちんとお金を払う用意をしておきましょう。
ときどき起こるストライキ
ストライキになると、無料というレベルでなく、バスや電車のサービスが極端に減ったり、最悪まったく動かない日もあります。
こうなるとどうしようもないですね。。。僕も10年以上シドニーに住んでますが、公共交通機関の全サービスが停止した日はまだないですね。
ストライキのときは、いつもの半分ちょっとくらいで電車もバスも動きますね。
ストライキが行われる場合は、前日くらいにいつも発表されるので、次の日仕事だったり用事がある場合は、早めに家を出るようにしましょう。ストライキ中は、電光掲示板やウェブサイトの時刻表はあまりアテにはありません。
支払い抜きうちチェックの人が来たらどうする?
これも僕の中ではまだありませんが、抜き打ちチェックが行われるのは通勤時間帯や退勤時間帯がほとんどで、バスを無料にする人はこの時間帯以外で行っていることが多いような気がします。
万が一来たら、これも僕の予想ですが、乗客は悪くないので、ドライバーに何らかの対処があるでしょう。その場合、もしかしたら、その場でバスを強制的に停車させて乗客は降ろされるかもしれませんね。
そうなると、こっちはとんだ迷惑ですが。。。。
タダとなる代償はつきものですね。ただラッキーとだけ思わないように、心構えしておくほうがよいかもしれません。