不動産屋での家探しをしてみよう

最近の物価上昇はシェアハウスなどにも影響していますね。。。Jams TVや日豪プレスの住まい探しを見ても、オウンルームで$400~$600のような物件もよく目にします。

そしたら、正規のルートで家探ししてみませんか?ワーホリや学生ビザの方々にも可能な物件もありますよ!

プライベートな空間がほしい!お友達同士だけ、カップルだけという場合であれば、不動産屋から正式に部屋探しにチャレンジしてみましょう。

今日は不動産屋から部屋を借りる手順についてご紹介していきます。

1.家探しのためのウェブサイト

まずはどんなウェブサイトで不動産を探せるのかをチェック。オーストラリアで主要な不動産探しは以下のウェブサイトですね。

  • Domain
  • Realestate

どちらも同じような情報が載っていますので、自分の見やすいほうでよいでしょう。スマホ用アプリもありますのでダウンロードしていつでもチェックできるようにするのもよいですね。

では、Domain で使い方をちょっと見ていきましょう。

<Domain のウェブサイトの見方一例>

How to use Domain

もし「Deposit Taken」などとあれば、それはすでに前金を支払って契約完了となった人がいるということです。

上記のウェブサイトだけでなく、各不動産屋のウェブサイトを直接見たり、直接店舗に行くのもよいでしょう。

<オーストラリア不動産屋一例>

  • LJ Hooker
  • Raine & Horne
  • Century 21
  • Ray White
  • Kellys Property 

他にもまだまだたくさんの会社がありますので、いろいろ比較してみましょう。

 

2.インスペクションに行こう

上記のようにオンラインからインスペクションの予約、もしくは各不動産屋へ直接連絡を入れてインスペクションをしてもらいます。

しかし、すでにインスペクションの日と時間があらかじめ決まっているものであれば、特に予約を入れなくてもそのまま行けば見学させてもらえます。

特に説明会などはないので、自由に見て、いつでも帰って大丈夫です。

質問があれば、その場で担当者へ聞くこともできます。

このインスペクションは、まだそこに住んでいる人がいる状態で行うこともありますので、インスペクションの時はベッドや家具などがあっても、Unfurnishedであればそこにあるものはすべて撤去されますので注意しましょう。

基本的にはベッドが家具などはそろっていない Unfurnished の物件が多いので、Furnished に絞って物件を探していくとよいでしょう。
永住者はともかく、ワーホリや学生ビザの方にとっては、いきなりすべての家具を自分で揃えるのは大変だと思います。

インスペクション時には、以下の項目は必ず確認するとよいでしょう。

  • Furnishedであれば何が含まれているのかを確認
  • 洗濯機・乾燥機はあるかどうか
    洗濯機や乾燥機は共同利用でアパートに1つ~2つ設置されていることが多いです。それぞれ$3~$5くらいの利用料金です。

帰る前に申し込み方法の確認を忘れずに。(必要であれば申し込みフォームをもらいましょう)
その担当者の名刺ももらっておくとよいでしょう。

 

3.申し込みをしよう

気に入った物件があれば、申請していきましょう。

各不動産屋のホームページからオンライン申請が一般的ですが、書類を集めてEメールする場合もあります。

申請の際に以下の書類が必要となってくることがあります。(必ずというわけではありません)

  • 現在のビザ
  • 推薦状
  • 給料明細

推薦状はお知り合いの方にお願いして、自分の人柄や性格、普段どんなことをしているかについて書いてもらい、「この人へ部屋を貸しても大丈夫ですよ」という内容で書いてもらいましょう。

その他、不動産屋が指定した100ポイント以上となる身分証明書を出す必要があります。

<身分証明書一例>

  • パスポート
  • オーストラリア運転免許証
  • 各州発行のPhoto ID
  • メディケア(永住者・その他パートナービザなどの一部一時滞在ビザのみ)
  • 残高証明書
  • クレジットカード/銀行カード

出したら後は審査結果を待ちましょう。
審査に通過しても落ちてもその旨の連絡は来ます。

オーストラリアで部屋を借りる際の審査は早い者勝ちではなく、ある程度募集を受け付けた後、その家のオーナーが最も信頼を置ける内容の人を選びます。
その人がボンドを支払い、最初の2週間~1カ月(契約内容による)の家賃を払って、契約書にサインすれば、契約成立となります。

 

 

4.無事に審査が通過したら

無事に通過したら、その不動産屋の店舗へ指定された時間に行き、ボンドなどを支払って、契約書にサインをして鍵をもらって契約完了です。

その後は、各ライフラインを自分たちで手続きしなければなりません。
ですが、これも各会社のホームページなどから申し込みできますので、手続き自体はさほど難しくはないです。

どの会社を利用してもよいのですが、以下のところがメジャーですので、これらの会社で申し込みすればよいでしょう。

  • 電気・ガス ⇒  AGL
    他にもいろいろありますので、比較していって、自分たちにあったところを選べばよいでしょう。が、よくわからなくて迷ったら、AGLでいいと思います。
  • インターネット ⇒ TPG
    TPGがインターネット会社の中ではいちばん安いと思います。1カ月で約$60(無制限で利用可能)

賃貸の場合、水道代はその物件のオーナーが支払いをしなければなりませんので、居住者が支払う必要はありません。
(賃貸でなくご自身で物件を「購入」した場合は、もちろん自分で支払うことになります)

 

5.審査を通るポイント

以下のポイントを押さえてチャレンジしていきましょう。

<審査通過のためのポイント>

  • 安定した高収入(もし可能であれば)
  • 1人でなく2人以上での契約で住む
  • 人気のなさそうなところを狙う
  • Studioであれば可能性は高いかも


どんなに狭い物件でも、基本的に最大2人まで一緒に住めます。

2人以上の名義であれば、その信頼性も高くなるでしょう。

また、都心のような人気の場所は非常に難しいですが、ちょっと交通の便がよくないような郊外、つまり人気のなさそうなところであれば、少なくとも半年以上住むことが可能であればすぐに審査が下りることもあります。

僕が昔Stanmoreに今の嫁と一緒に住んでいた時は、2人とも学生ビザでなかなか部屋が決まらなかったのですが、このStanmoreの物件はStudioタイプで交通の便も微妙なところだったせいか、全然人気がなかったみたいで、申し込みをしてすぐに審査が通りました。

しかもそこは1週間$360とかなり安い物件、しかもFurnishedだったので、ベッドや冷蔵庫などもすでに完備されていて、大きな買い物は不要でした。
(そのときの不動産屋はLJ Hookerでした)

※Studioは1つの空間ベッドやキッチンなどがすべて含まれている部屋タイプです。
1ベッドルームや2ベッドルームに比べると不便なところもありますが、その分安い物件を探すには穴場といったところです。

 

6.物件一例(2023年5月下旬時点)

例えばこんなのが当時はありました。

<39/13 Waine Street, Surry Hills NSW 2010 >
・$425 /w
・1ベッドルーム
・1x トイレバス

<368 Bourke Street, Surry Hills NSW 2010>
・$290/w
・1ベッドルーム
・1x トイレバス

<4/98 Cathedral Street, Woolloomooloo NSW 2011>
・$380/w
・1ベッドルーム
・1x トイレバス

こんな感じで、オーストラリアでのプライベートな住まいを探して、快適なオージーライフを目指していきましょう。