巷ではすでに噂されていたようですが、現行$710のオーストラリアの学生ビザ申請料金が、一気に$2,500まで跳ね上げられる可能性が出てきています。現行の実に3倍以上の料金です。
どんどん上がる学生ビザ申請費用
約10年前に僕が現地シドニーでワーキングホリデから学生ビザへ切り替えたときは、だいたい$500くらいだったと思います。そしてその年から、現地で別のビザから学生ビザへするときに発生する追加料金制度$700も始まりました。
この時点でもぼったくりにもほどがあると、みんな嘆いていましたが、ここで一気に3倍以上の申請料金にするのは、これからオーストラリア留学を検討している方にとっては、相当な痛手ですよね。。。
ちなみに、学生ビザでオーストラリアへ入国する方は、滞在の間に生活できるだけの十分な資金を持っていることを証明しなければならない場合があります。その基準も決まっていて、これまではAUD $24,505 だったのが、AUD $29,710の所持が最低ラインとなっています。(ビザの申請状況によって変動しますので、詳細はオーストラリア移民局のホームページやビザ弁護士へ確認をお願いします。)
日本円でおおよそ310万円といったところでしょうか。
現在学生ビザ切り替えを検討されている方は、ビザ料金が爆あがりする前に、早めに準備を進めていきましょう。
不法滞在・不法労働対策?
あくまで僕の個人的な見解に過ぎないのですが、不法滞在や不法労働対策も兼ねているのではないかと思います。
コロナの時は、例えば労働不足が深刻な業界(観光業界や医療など)へは、無条件でサードワーホリを申請可能にしたりなども行っていたようですが、コロナ騒動も落ち着き、留学生やワーホリもコロナ前以上のペースで回復している一方、不法労働に出る数もまた増えていることも事実でしょう。
他国とは違い、オーストラリアの学生ビザは現時点では就労が認められています。(2週間で48時間以内。休暇中は無制限)
これをうまく利用して、学校はほったらかしで、仕事メインにして、規定の就労時間以上で働いている人も多いでしょう。
そのあたりの対策も考慮しているかもしれません。
留学業界は大打撃
この金額となると、おそらくオーストラリア留学をあきらめ、他国の留学へ心変わりする人が増えると思います。
もちろん、この値段でも確実にビザが下りる保証があればまだ救いの道はあるのですが、学生ビザ申請自体がより厳しく面倒な手順と化している状況で、さらにビザ申請料金も3倍以上となると、これに学校の授業料、保険、航空券などを考えると、初期費用だけでいったいいくらかかるのか、想像もしたくないですね。。。
オーストラリアをメインにやっている留学業界にとっては、かなりの大打撃となることは避けられないでしょう。
専門的な学校や大学、大学院ならまだ何とか希望者がいるかもしれませんが、1年間の語学留学のようなプランは、これから非常に厳しくなるような気がします。
語学留学の1年間学生ビザ申請にこの30万円近い申請料金ですからね。。。
もはやワーキングホリデーや観光でしか、オーストラリアを紹介できなくなる日が来るかもしれないですね。
ワーキングホリデーでも最大17週間、観光ビザは最大3か月までは語学学校に通えるので、ワーホリの最初に学校へ行きたい、短期留学したいという方は、ワーホリ、もしくはETAの観光ビザも検討されるとよいかもしれません。