コロナ渦でもWH・学生ビザで稼げそうな仕事

コロナ危機でも懸命に今オーストラリアで頑張っているワーホリ・学生ビザの方々にとっては、なかなかいい仕事を見つけるもの一筋縄ではいかないもの・・・今回は「やってみたい」仕事というよりかは、「安定した仕事・収入」が狙えそうな仕事を探してみましょう。

1.食品加工工場

どうしたってやはり飲食業界がメインとなるでしょう。

観光業界とは真逆に、多くのワーホリや学生ビザの方々が帰国してしまった以上、Essential Workに位置付けられている食品工場は、どこも労働不足の問題が浮き彫りとなっています。

これは日系企業だけでなく、ColesやWoolworth、Aldiのようなオーストラリアの大型スーパーへも食品をおろしているローカル食品工場でも同じことが言えます。

工場の仕事はどうしても朝が早くなってしまいますが(朝5時~6時頃から仕事開始)、安定した仕事を望んでいるなら、こういったところは最有力候補となるでしょう。

主な仕事内容は、

・食品のパッキング

・簡単な調理

・配達

・オフィス業務(クライアントから注文を受けて製造担当へ回す、インボイス作成など)

こんな感じでしょうか。特に最初の上2つについては、未経験でもまったく問題ありません。

ちょっとくらい包丁が使えればいい程度です。調理といっても各工場でレシピは決められていますので、その通りにするだけです。料理人のような感覚や技術はまったく不要です。

配達については車やトラックを運転できなければなりませんが、最近はハイエースなどの普通免許でも運転できる車で配達へ出るところも多いですので、運転免許をお持ちの方は、さらに活躍の場が広がることでしょう。

工場でも注文を受けたり、クライアントとの連絡のため、オフィス業務もあります。

【日系の工場の良いところ】

・お昼ご飯を提供してくれるところもあります。時給はローカル企業と比べると低めですが、お昼代が浮くのは結構大きいですね。

【ローカル企業の工場の利点】

・何と言っても時給の高さが日系との大きな違い。カジュアルワークでは時給$27前後と、かなりいいです。(日系企業では$20前後)
ローカル企業の工場でも、学生ビザやワーホリの日本人の方も勤務していて、かなり稼いでいる方もいらっしゃいます。

 

2.Aged / Child Care

なかなか体力的にも精神的にもきつい仕事ですが、この分野を勉強していて、そのまま実習へ・・・という方もいらっしゃるでしょう。

また、日本から来られる方でも看護関係のお仕事経験がおありの方も多いようです。

先日、学生ビザでもこの分野の仕事はホリデー期間以外でもフルタイムで働けるようになると発表がありましたし、残業などが発生しても法令に遵守してしっかりと手当が支給されますので、安定した収入が期待できるでしょう。

 

3.レストラン

時給は低めですが、人手不足の状況ですので、数多くシフトに入ることができます。まかないをつけているところも多いですので、お昼ご飯や夕食を節約できるのも利点ですね。

ただ、レストランはブラックなところも多いので、仕事内容や雰囲気、時給をよく見て考えた上で、なるべくクリーンな職場を見つけられるようにしなければなりません。

あたりのところであれば効率よく稼げますが、外れるとたくさん仕事してもあまり稼げない・・・なんてこともあります。

時給は最低限、法律で定められている最低時給以上となっているところを選びましょう。
**NSW州では2021年5月時点で$19.84 (Fairwork 公式ホームページ https://www.fairwork.gov.au/tools-and-resources/fact-sheets/minimum-workplace-entitlements/minimum-wages から引用)

渡航前は、「こんな仕事にチャレンジしたい!」と希望を持ってオーストラリアへ皆さんがやってきますが、この現状ではなかなかうまくはいかず、でもせっかく来たのだから、少しでも長く滞在したいという思いもあるでしょう。

不本意かもしれませんが、現状の生活を維持していくためにも、やはりお金は必要です。僕も仕事を掛け持ちし、何とか現状の生活をしている状態です。永住者でもこんな状態なので、ワーホリや学生ビザの方々の苦労はもっと大変なことと思います。

少しでも皆さんの役立つ情報となれば幸いです。一緒に頑張っていきましょう!