オーストラリアへの留学生・ワーホリ受け入れ状況 (2025年4月時点)

去年あたりから急激にオーストラリアへの留学が大変になっておりますが、特に長期滞在や永住を検討されている方々にとっては、移民受け入れの大幅削減を目指しているオーストラリア政府の方針のおかげで、なかなか頭が痛いところであるかと思います。

ワーキングホリデーは現時点で対象外

留学生の受け入れ人数を制限している一方で、今のところワーキングホリデービザについては、特に削減の予定はなさそうです。

観光やホスピタリティ、農業などの分野において、ワーホリの労働力は重要であるとされているのが理由のようです。

しかしながら、オーストラリアでのワーホリも激増している中、ワーホリから学生ビザへ切り替える人も多く、このあたりはオーストラリア政府も懸念点としてあるようですので、今は条件さえ満たしていれば、人数制限のないオーストラリアのワーホリですが、今後は人数制限がかかる可能性も否定できないので、チャンスがあれば、早めにワーホリでの渡航準備をされたほうがよいかもしれませんね。

 

年間永住権も削減予定

もうじきオーストラリアも選挙となりますが、自由党が勝った場合は、年間の永住権発行も減らしていく予定だそうです。

永住権も含め、様々な長期滞在ビザの削減を予定してるようです。

移民局ホームページにそのプラン詳細がありますので、将来オーストラリアでの長期滞在・永住を視野に入れている方々は、随時チェックされてもよろしいかもしれません。

詳細は下記の移民局ホームページより
Migration Program planning levels

 

卒業生ビザもさらなる制限?

これも今問題になっているようでして、この卒業生ビザを取る留学生に、家族帯同が増えていて、移民削減政策を加速させる要因の1つになっているみたいです。

卒業生ビザは、現行では指定された学業分野を修了後に最大で3年間の就労が可能で、これに帯同した配偶者も働くことができるようで、これをうまく悪用する人もいるとのことです。(どう悪用するのでしょうかね・・?雇用側がこれをうまく利用して悪用する?みたいなことも聞いたことがあります・・・)

今後は更なる留学生の制限と、学生ビザ申請費用のさらなる値上げ(何千ドルってレベルを検討)が提案されているようです。

 

徐々にオーストラリアでの長期滞在も大変になってくる気配ですので、チャンスがあれば、今のうちに準備を進めて、早めに渡航できるように計画を立てていきましょう。

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