オーストラリア独特の日常英語表現

同じ英語でも国が違えば表現も微妙に変わってきます。

僕もカナダからオーストラリアへ来た時は、その違いに最初は戸惑う場面も結構ありました。

そして同じオーストラリアでも田舎に行くとまた変わったり・・・
⇒その記事はこちらから

日本では基本的にアメリカ英語を習いますが、今日はオーストラリアならではの日常英語の表現をご紹介していきますね。

1.オーストラリア英語の基本はイギリス英語

元々はイギリスの植民地であったオーストラリアなので、その言葉はもちろんイギリス英語となります。

そこから長い年月が経てば、その土地独特の表現も生まれてくるもので、オーストラリアだけでなく、シンガポールやアイルランド、お隣のニュージーランドですら、(僕は行ったことないのですが)おそらく国によってモノの表現の違いや発音の違いも出てくるでしょう。

僕もカナダのワーホリの後でオーストラリアに来たのですが、表現の違いよりもまずは周りの人がしゃべる発音の違いに苦労しました。

何を言っているのか、時々よくわからかったですし、第二言語として英語を勉強した僕らにとっては、完璧な発音は難しいですよね?なので、カナダでのアメリカ英語に慣れてしまった僕は、なかなかオーストラリアで自分の言いたいことを伝えるのは難しいと感じるときもありました。

アメリカは独立戦争時に独立宣言が承認されて、植民地帝国のイギリスから独立できたこともあり、彼ら独自の言語の文化が早々に生まれたのではないでしょうか。

 

2.これホント?家探しの「インスペクション」あってる?

ちょっと余談ですが、オーストラリアでは家探しではキーワードともいえる「Inspection」という言葉がありますよね。

家を見学に行くときもInspectionはよく使われます。

が、留学会社で働いていた時に、ちょっとこれについて苦言を頂いたことがありました。

 

その方は、オーストラリアではなく、ニュージーランドへワーホリに行ったそうですが、家探しについていろいろ調べていると、僕等の会社のブログを見つけて、そこで家探しのための英語表現をいろいろと参考にしていたそうです。

それでニュージーランドで家探しのときに、見学に行こうとして I want to go to inspection とか言ったみたいですが、それでその家主の方が嫌な気分になってしまい、僕等に Inspectionという表現は間違っているといってきたのです。どうもそのInspectionと言われたことに腹をたてたみたいです。

確かに、もともとこの”Inspection”は、見学というよりも、「何かを調査・監査するためにそこへ行って見てくる」のような、ちょっと仰々しいイメージのある単語ではあります。確かに僕もこの Inspectionを使うことに最初は抵抗を感じてはいました。

しかし、オーストラリアではこれはとっても普通なことで、家のオーナーの人ですら、家探しをしている人に “When do you want to come for inspection?” とか聞いてくるくらいですからね。

そのときは社長とも相談しましたが、やはりこれは国の文化の違いということで、その説明をしてご理解をいただいた(と願いたいですが)のですが、こんなこともあるのですね。

もしかしたら、この Inspection もオーストラリアならではの表現かもしれません。

 

3.留学・ワーホリ前に抑えておきたいオージー日常英語

それでは、オーストラリア生活での日常英語について見ていきましょう。

 

〇カフェやファストフード店など

「お持ち帰り」を多くの皆さんは「Take-out」テイクアウトでご存知でしょう。(もしくは To go とも言われますが)

オーストラリアでは 「Take-away」テイクアウェイです。

例えばカフェでコーヒーを注文すると、注文した後にこんな会話があります。

店員さん: Have here? or take away?

僕:For take-away

店内でコーヒーを飲むなら、専用のカップにいれて持ってきてくれますが、Take-awayであれば、使い捨ての紙コップに入れて出してくれます。

 

〇パブにて

最初は結構レベル高いな~~この表現は・・・今でも僕もちょっと怪しいですが。。

しかし、これを覚えておかないとビールの注文がちょっと難しいです。

・Schooner
「スクーナー」と読みます。中くらいのサイズのグラスのことを指します。少し少な目のビールがいいというときは、Schoonerと答えましょう。

・Pint
「パイント」と読みます。大きいサイズのグラスで、量多めのビールが飲みたいときは、Pintを注文しましょう。

 

パブでビールを注文するときは、ほぼ必ず店員さんとこんなやりとりとなります。

僕:Can I get a Asahi?

店員さん:Schooner or Pint?

僕:Sorry? What is that?

店員さん:Schooner is smaller class and Pint is bigger one. 

僕:Oh, I see, Then schooner please.

最初のうちはこんなやりとりでビールを注文してました。。。

 

〇ビルや駅

ご存知の方も多いかもですが、エレベーターはオーストラリアでは「 Lift」リフトです

エレベーター(Elevator)はアメリカ英語ですね。

ビルや駅の表示はどこもかしこも「Lift」ですね。

道に迷ったときに、Elevatorで聞いてもときどき通じないことがあります。(マジかって思いましたけど、ホントです。)

I am looking for a lift. とか Where is a lift? にように尋ねればよいでしょう。

 

〇車の送り迎え

オーストラリアに来たら友達もたくさんできるでしょうから、これは覚えておくべき表現ですね。

車をもっているお友達からは、こんなことを言われることがありますよ。

Do you need lift?

最初聞いたときは、「えっ何?エレベーター必要なのって聞いてる?」なんて、地球上にない会話を想像しましたが、意味は 「車で送っていこうか?」と聞いてくれています。

こんなときに Lift も使うのですね。カナダにいたときは聞いたことなかったです・・・(もしかしてアメリカやカナダでも使うのかな。。?)

送ってほしい場合は Yes please!  いらないなら、That’s ok, thank you などと返せばよいでしょう。

 

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