最近耳にしたのが、こんなビザがあるそうです。その名も「コロナビザ408」
コロナウィルスでオーストラリアを出発できず、でも今のビザも切れてしまう人のための応急処置ビザ?みたいなものだそうですが、ちょっと見てみましょう。
正式名称は「Temporary Activity Visa (Subclass 408) Australian Government Endorsed Events (COVID-19 Pandemic Event)」とまぁ、長いです。
1.滞在可能期間
今どんな仕事をしているのか、もしくはこれからどんな仕事をするのかで、滞在期間も変わるようです。
医療や農業、食品製造関連のように、「Critical Sector」と言われるカテゴリーの仕事に携わる方は、最大で12カ月の滞在が可能なようです。
Critical Sectorの部類の仕事につかない方は、最大で3カ月の滞在が許可されるみたいですね。
ちなみにこのCritical Sectorの仕事ですが、移民局のホームページでは、
- Agriculture, food processing, health care, aged care, disability care and child care during the COVID-19 pandemic.
このように書いてあります。もちろん、これは一例なので、他にも認められる職種もあるかもしれません。
2.費用
これ無料みたいですね。
何でもかんでも外国人からお金を取るオーストラリア政府のやり方を考えると、これは意外ですね。
3.何ができる?
これも移民局ホームページを見ると、
・ほかにオーストラリアで滞在できる手段がなく、コロナのせいで帰国できない方がオーストラリアに一時滞在できる
・Critical Sectorの仕事に携わっている方がオーストラリアに一時滞在できる
コロナの影響でどうしようもない方、そして今の状況で人手が欲しい職種に携わる方を残したいという、まさにコロナで大変な状況の外国人のための応急処置ビザみたいな感じですかね。
4.申請方法
オンライン申請となるようです。
おおまかですが、以下のような書類が必要になるみたいですね。
・コロナ規制でどのような影響を受けているのかの説明
・Critical sectorを仕事をしている場合はその雇用証明
・身分証明書
・現在の経済状況
・ポリスチェック
それぞれの申請者の状況で内容も変わってくるので、移民局に問い合わせたり、ビザエージェントに相談したりなど、最新で正確な情報集めに努めてください。
※上記記事は、移民局ホームページ(https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/temporary-activity-408/australian-government-endorsed-events-covid-19#Overview)を参考にした記事です。