シェアハウスのエピソード Part 2

セカンドワーホリも無事に取得し、ファームと一人旅からシドニーに戻ってきて、いよいよ2年目のワーホリ生活が始まった時のエピソードをご紹介します。

このときから、いろいろ事情があって何回も引っ越ししする羽目になりました・・・みなさんも変なトラブルに巻き込まれないように、このエピソードを参考に十分に注意してくださいね。

1.以前お世話になったオーナーへ直接連絡

無事に約100日のファーム生活を終え、シドニーに戻る準備をしているとき、さあ次の家をどうしよう。

またシェアハウスの情報サイトから頑張って探してもよいのですが、シドニーに戻ってまたバックパッカーに1週間くらい泊まって部屋の見学に行って・・・というのがとても面倒でした。

そこで、ファーム前に最後の1カ月お世話になったタイ人オーナーへ連絡し、空いている部屋がないか聞いてみると、すぐ返事をくれて、空いているからどうぞとのこと。

いやー助かりました~~

ホントにこの方には僕のオーストラリアでのシェアハウス生活を支えてくれた恩人です。

というわけで、安心して一人旅へ出かけ、シドニーに戻ってきてすぐに部屋へ入れたわけです。

 

2.2年目ワーホリは無事に1年間を過ごす

セカンドワーホリ時代のシェアハウスは、ファーム前の1カ月過ごしたところと同じアパートでした。

ここも全部で10人くらい、様々な国籍の人が住んでいましたが、皆他の人たちを思いやる最低限のマナーを持った人たちだったので、運がよかったです。

台湾系・東南アジア・ヨーロッパなど、ホントに多国籍なシェアハウスでしたね。

特にここでは大きな問題もなく、無事に丸々1年をこのシェアハウスで過ごすことができました。

家賃も1週間で$120ほどだったかと思います。

そう、ここまでは大丈夫だったのですよ。

しかし、そうは問屋が卸さないのが海外生活の大変なところ。次の年から住むのにこんなに苦労するとは思いませんでした。

 

3.学生ビザ1年目に引っ越し4回

学生ビザに切り替えてすぐのこと、なんとお世話になっていたタイ人オーナーが、そのアパートの所有権を別の人へ譲ってしまい、つまりオーナーが変わってしまったのです。

この人が結構自分勝手な人で、変わってすぐ、全員1カ月以内に家を出ていけ言ってきたのです。

確か、新年あけて早々のことだったと思います。

何にも説明もなく、ただ張り紙をしただけでした。

僕は説明を求めましたが、”Personal Issue”だけで、結局何の説明もなされませんでした。

 

このことを前のタイ人オーナーへ話してみましたが、タイ人オーナーは別のところへ引っ越しをして、前のアパートを管理できなくなったために、仕方なく別の人へ所有権を譲らざるを得なかったそうです。

とりあえず、またそのタイ人オーナーへお願いをして、その方のアパートへ移ってシェアハウス生活を再び始めることにしました。

そんなに遠い距離ではなかったので、特に問題はなかったですね。

 

が、しかし、その家でまたもやトラブル発生。

水道の調子が悪く、工事を依頼しなければならなかったのですが、この工事の人がテキトーすぎて、2カ月経過しても一向に工事が終わる気配がなく、結局完全に終わるのに3カ月くらいかかったそうで、シティ近辺の家にいるのが不便に感じたそうです。

小さい子供もいたので、もっと静かなところに引っ越すことを決め、僕に相談してきました。

次の彼らの家は、シティから1時間くらい電車で離れたところでした。

その時の僕の仕事も考えて、さすがにちょっとキツイと思ったので、一緒についていくのはあきらめて、シティ付近で別のシェアハウスを探すことに。

結局そこへは2カ月しか滞在せず、今年すでに2回目となる引っ越しをすることに。

 

次の家は本当に面倒でした。

まず一緒に住んでいるヨーロッパ系の人たちが夜中までうるさく、いつも朝が早い僕にとってはかなり迷惑でした。

部屋も倉庫みたいなところを無理矢理ベッドだけおいただけで、クローゼットも何もないところでした。

そしてそこのマンションを貸していた会社の不正が発覚し、どうもCity Of Sydneyが動くほどでした。

同じ会社の下で別のところでシェアハウスをしていた人から連絡が来て、帰ってきたら何もなく、部屋がもぬけの殻という状況だったようです。

どんな不正が明るみに出たのかは知らされなかったのですが、結局また別の会社がそのマンションの各ユニットを引き継ぐことになりました。

が、その会社も僕には非常に怪しく、前の会社以上にいろいろなことを隠そうとする人たちでした。

家賃の支払いも僕は銀行送金を強く希望したのですが、頑なに現金払いを要求してきます。

これはまた何かトラブルが起こると確認しました。

 

それで、遠く離れたタイ人オーナーへ再度お願いをし、(当時はMirandaへ移っていました)空き部屋がないか聞くと、空いているから、遠いけどよかったらどうぞと、快く迎え入れて頂けました。

しかも、オウンルームで机もクローゼットもベッドもちゃんとそろっている個室で、そのオーナー家族とシェアメイト1人、それから僕だけという、とても静かな環境で、何と1週間$130という破格な値段をオファーしてくれたのです。

本当にこのオーナーへは頭があがりません。

早速怪しげなマンションから脱出し、Mirandaへ引っ越しました。たった1カ月の滞在で、すでに3回目のお引越しです。

次の章で詳しく書きますが、不運なことにもう1回この年引っ越しをしなければならず、1年間で4回も引っ越しを経験することになりました・・・

 

4.不動産屋から賃貸できた

Mirandaで生活は非常に快適でした。

こんな日がずっと続けばいいのに・・・と思っていましたが、やはり海外生活は常にトラブルはつきもの。

そうそう簡単にはいかないですね。

半年ほど住んでいましたが、タイ人オーナーがとうとうビザを却下され、強制帰国しなければならなくなりました。
(その方もずっと学生ビザだったようです)

これはもうどうしようもありません。

タイ人オーナーからは、そのMirandaのアパートをそのまま僕名義にすることもできると提案してくれました。

今考えたら、めちゃめちゃ良い条件だったのですが、当時の僕にはそこまで経済力がなかったので、引っ越しを決めました。

ちなみにその当時の条件とは・・・

  • 家賃は1週間で$430だが、2ベッドルームで広いリビングとバルコニーあり。
  • 電車の駅まで徒歩10分
  • 徒歩10分圏内にショッピングセンターあり

という、今ではありえないような安くてよい物件だったのです。

(シドニーで同じような条件だったら、おそらく1週間の家賃は$800~$1000くらいでしょう。)

 

ちょうどこのころ、彼女(今は嫁ですが)も家がなく次を探していたので、じゃあこれを機に一緒に住むかーってなりました。

2人で不動産屋をいくつか回り、学生ビザでも賃貸OKの物件をようやく探して、無事に契約・引っ越しを完了することができました。

不動産屋で家探しの記事はこちらから

 

ここまで本当にこのタイ人オーナーにはお世話になりました。僕のオーストラリア生活を支えてくれた恩人です。

 

ここまでで合計4回という、人生でこんなにも引っ越しをするのかというくらうでしたね。

僕よりももっとたくさん引っ越しをされた方もいらっしゃると思いますが、是非そのエピソードも聞かせて頂ければ幸いです。

 

結局は、不動産屋から借りるなり、お金持ちであれば家を購入したりで、プライベート空間で住むのがやっぱりいちばんよいですね。。。
快適というよりも、変なトラブルに巻き込まれないのがよいです。