オーストラリアの平均収入の考え方

よく聞く話が、検索してみると、オーストラリアの平均年収は$95,000くらいというのをよく目にすると思います。その影響もあり、未だに出稼ぎ目的でオーストラリアを選ぶ方も少なくないですが、実際来てみたら・・・全然違うじゃん!!と、ある意味ショックを受ける方もいらっしゃるかもしれません。僕の現状を感じたままですが、現実はどうなのかをまとめてみたいと思います。

多くの世帯が$95,000前後の収入ではない

実際には、多くの世帯の収入は$60,000 – $80,000くらいではないかと言われています。

ではなぜこんな平均値の数字が出ているか。それは、シンプルに低い人と高い人の差が大きすぎるからです。

ホントに年収が低いと言われている範囲は数万ドルの方もいらっしゃれば($10,000 – $20,000など)、最近のニュースだと、シドニーでいちばん稼いでいる方は$5 million (日本円で約4億5千万-5億)という方もいらっしゃるそうです。この領域の方はNSW州の中でも数パーセントだけだそうですが、ここまで差があれば、その平均値も高めになってしまう、ということになるでしょう。

オーストラリアの求人サイトなどを見ればわかるのですが、職種やポジションにもよりますが、正直なところ、$90,000の求人を見つけるのは至難の業で、多くても$70,000 – $80,000くらいのポジションの求人を見つけられるのがやっとといったところでしょうか。

専門職(何か特別な資格が必要なもの)は、平均年収を超えるようなポジションも多いですが、なかなかそういった条件に当てはまる方は多くはないかと思います。

 

ワーホリの出稼ぎは可能なのか?

可能か可能でないかといえば、可能です。しかしながら、普通のカジュアルの仕事を毎日入ったとしても、平均年収近くまで稼ぐのはほぼ不可能ではないかと思います。

専門職で週6以上働けたとして、うまくいけば$70,000 – $80,000の領域に行くのではないかと思います。

しかしながら、せっかくの海外生活をすべて仕事に捧げるのは、それが本当に目的であればよいのですが、そうでなければ、何かもったいない気がします。。。。

渡航目的を明確にして、実りあるワーホリ生活にしていきたいものですね。

 

オーストラリア仕事探しの現状

仕事探しは依然厳しい状況にあるとは思いますが、専門職分野で活躍できる方は、逆にそういったところは人手不足なイメージがあります。たとえば、大工関連の仕事ができれば、オーストラリアでは大工不足で建物の着工認可が下りていても建設のスタートができない物件がたくさんあるそうです。もしかしたら、ワーホリでも即戦力となれれば、就職できる可能性があるかもしれません。

その他だと、病院関連とかも同じことが言えるかもしれません。

なんでもよいということであれば、依然工場でのお仕事や配送関連のお仕事は常に人手不足なイメージが今のところあります。

普通運転免許があれば、(オーストラリアではフルライセンス)4tトラックまでは運転できますし、今の小~中型トラックはオートマ車両も多いので、オートマ限定免許でも運転できるトラックも多いです。

工場については、特に高い英語力を求められることもありませんので、(スタッフ間のコミュニケーションが何とかできる程度は必要)ポジションの空きがあれば、仕事ゲットできる確率も高いでしょう。

NSW州の食品加工工場であれば、私の方で紹介できることもありますので、ご興味のおありの方は、お気軽にご連絡下さいませ。

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