海外生活が長くなると日本式の居酒屋が懐かしくなりますね。でもオーストラリアのBAR/Pubもなかなかよいですよ。
現在は僕の住むNSW州では、何とかかろうじてそこまでのコロナ新規感染者が増大していないので、人数制限付きで営業が続けられています。ので、たまーにですが、仕事の同僚に誘われたときは、1時間弱だけ付き合うようにしています。
海外のお酒の席って、なんだか舞い上がっちゃって、ついつい羽目を外しすぎてしまうこともありますよね。特にオーストラリアはお酒好きな文化ですから(笑)
あまり周りに迷惑をかけないように、安全に楽しく術も知っておく必要があります。
1.入店時にIDと連絡先の提示が必要
入店時にIDの提示はいつでも必須です。お店の入り口前には必ずセキュリティが立っていますので、各州政府が指定したIDを提示しなければ入店できません。
原則、以下のID以外は受け付けられません。
- パスポート
- オーストラリアの運転免許証
- 各州のサービスセンター(区役所)が発行している写真付きIDカード
基本的にはこれ以外のIDでは入店できません。
入口でセキュリティから門前払いをくらいます。
学生証や国際運転免許証では入店できませんので、十分にご注意くださいね。
いくらTAFEやオーストラリアの大学の学生証でもBAR/Pubへの入店は認められません。
やはり、パスポートを持っているのがいちばん無難ですね。
現在はコロナウィルスの影響により、必ず電話番号もお店へ伝えなければなりません。万が一のときは、そのときにいたお客様全員に連絡を取れるようにするためです。
2.店員はお酒提供を拒否できる
RSAをお持ちの方であればご存じだと思いますが、注文するお客様の様子によっては、お店はお酒の提供を拒否することもできます。
泥酔状態や正常な行動ができないと判断された場合は、いくら注文があったとしても、店員さんはその注文を断ることができます。
それで暴れだしたり、お店に迷惑をかけるようなことがあれば、当然警察が呼ばれます。
なので、調子に乗って飲みすぎると大変なことになりますので、落ち着いたペースで、お友達を会話を楽しみながら、ゆっくりお酒を楽しみましょう。
ここで何かを食べながらや、途中で水を飲みながら、もしくはソフトドリンクを飲みながらだと酔いが回るのも遅くなるので、お酒だけを飲み続けるのは避けましょう。
もちろんですが、車の運転がある人はアルコール厳禁ですよ!
厳密にいえば、ビール、またはワイン1杯までなら仮に検査に捕まったとしても基準値を超えない可能性がありますが、僕はそれでも危険だと思います。
飲んだら乗るな・・・ですね。1杯でも飲む予定の方は車の運転はやめましょう。
3.注文の方法について
安全にアルコールを楽しむ術がわかったところで、オーストラリアのBAR/Pubでの注文の仕方をおさらいしておきましょう。
まずはビールの注文について。
好きなビールを伝えた後、グラスを大きさを指定しなければなりませんでしたね。
中サイズがSchooner、大サイズはPintでしたね。
以前の記事を覚えていらっしゃれば、大変光栄です!
ちなみに強いお酒が苦手な方はサイダーがおすすめ!
アップルサイダー(Apple Cider)って言えば通じますよ。
甘くてちょうどよい感じにアルコールを感じられるので、女性にもおすすめです!
アップルサイダーもグラスのサイズをSchoonerかPintを選びましょう。
次にワインの注文について。
ワインは1杯$10前後する割には、小さいグラスに半分くらいしか注がれないので、どうしてもワインがいい!というわけでなければ、あまりお得感は感じられませんね。
でも、BAR/Pubワインは結構アルコールが強いものが多いので、あまりグラスいっぱいにはできないのかもしれません。
お友達みんなでワインを楽しむようであれば、グラスではなく、瓶1本を丸々注文すればお得ですよ。1本はだいたい$40~$50くらいですから(もっと高いものもありますが)、それを3~4人でシェアすればよいと思います。
瓶で頼むときは、“Can we get Chain of Fire (ここは注文したいワインの名前) with a bottle?”とでも伝えればOK。
グラスがいくつ必要かも聞いてくるので、”4 glasses please”という感じで言えばよいでしょう。
このコロナウィルス危機の影響でなかなか外でお酒を楽しめませんが、こういったBAR/Pubもオーストラリア文化の一つと言えます。
みなさんがオーストラリアへ来られるようになったときは、是非お友達と行ってみてくださいね!楽しい思い出となること間違いなしです!