オーストラリア入国/日本へ帰国の準備をしっかりと!

オーストラリア国内は、ほぼコロナ前の状況に戻ってきましたね!あとは日本がいつ入国緩和するか・・・ニュースでは6月を目途に入国の緩和をするそうですが、どうなることやら・・・現在は多くの留学生とワーホリ、ビジネスマンでオーストラリアが賑わっています!ここで、両国の入国条件をおさらいしておきましょう。

1.オーストラリアはワクチン証明のみ!

現在はオーストラリア入国の際、隔離なしで入れる条件はたった2つ!

・TGA認可のワクチン接種2回(ものによっては1回のみ)を完了している証明

・有効なビザを持っていること

この2つだけです。

ワクチン証明については、過去にすでにご紹介済みではありますが、移民局ホームページからの抜粋を以下に掲載しますね。

 

Fully vaccinated for international travel purposes

You are considered to be fully vaccinated for the purpose of entering and leaving Australia if you have completed a primary course of a vaccine approved or recognised by the Therapeutic Goods Administration (TGA). This includes mixed doses.

Current approved or recognised vaccines and dosages accepted for the purposes of international travel are:

  • Two doses at least 14 days apart of:
    • AstraZeneca Vaxzevria
    • AstraZeneca Covishield
    • Pfizer/Biontech Comirnaty
    • Moderna Spikevax or Takeda
    • Sinovac Coronavac
    • Bharat Biotech Covaxin
    • Gamaleya Research Institute Sputnik V
    • Novavax/Biocelect Nuvaxovid
    • Sinopharm BBIBP-CorV for people who are under 60 years of age when they enter Australia (see further guidance on acceptable variations)or
  • One dose of:
    • Johnson & Johnson/ Janssen-Cilag COVID Vaccine

and at least 7 days has passed since the final dose of vaccine in a course of immunisation.

 

ポイントは、上記種類のワクチン接種が完了していること。そして、ワクチン接種完了から少なくとも7日間は経過していることが、隔離なしでオーストラリアへ入国できる条件となります。

ビザについては、特にこれといったルールはありません。どのみちオーストラリア入国には何らかのビザが必要なので、我々日本人にとっては、観光ビザ(ETA)でももちろんOKです。

最新の情報は、必ずオーストラリア移民局のホームページなどで確認をお願いします。

 

2.オーストラリア入国後は24時間以内のCOVID Test

入国は簡潔になりましたが、州にもよりますが、たいていどこもオーストラリア到着後に24時間以内にRAT(Rapid Antigen Test)、もしくはPCR検査を受けることが義務付けられています。なので、オーストラリアに到着したら、近くの薬局やスーパーでRATを購入してすぐにテストしてしまいましょう。

RATは15分前後で判定が出るので便利です。

ルールとして、入国後、24時間以内にコロナのテストをして、その陰性結果が出るまでは自己隔離となっていますので、予め、RATを購入できるところを調べておくとよいでしょう。

現在はColes、Woolworth、ALDI、Chemist Warehouse、Pricelineなど、いろいろなところでRATを購入できるようになりましたので、あまり心配せずともスムーズに手に入るかと思います。

 

3.DPDを忘れずに!

オーストラリア入国日より7日を切った後、このDPD (Digital Passenger Declaration)を入力できるようになります。オーストラリアへ出発する前に、こちらを必ずオンライン上で提出しなければなりません。

さほど難しい質問項目はありません。個人情報、間近の旅行情報、コロナのワクチン接種状況などを入力します。

申請はこちらから(オーストラリア移民局のホームページへ飛びます)

 

4.日本入国は入念な準備を

やっかいなのは、日本入国の準備です。それでも、ブースター接種により、オーストラリアをはじめ、いくつかの国は隔離が免除されるようになりましたが、いろいろと決まり事が面倒なのが日本です。しっかり事前準備をしていきましょう。

 

  • ブースター接種を強く推奨

隔離が免除されるのは、ブースター接種を完了している人だけです。スムーズに入国したいという方は、ブースター接種が必須となります。

ただ、どういうわけは、最後のワクチン接種が完了してから何日経過しないとダメというのはないようです。極端な話、出発の直前に3回目を打って、その証明が用意できれば、それでもOKなようです。

 

  • 出発の72時間前以内でPCRテスト

もちろんRATはダメです。必ずPCRでないといけません。

しかも、日本政府が指定するフォーマットで陰性証明を用意しなければならず、これには必ずドクターのサインと指定のスタンプが必要になります。

去年までは$300以上の高額なお金を払ってタウンホールクリニックなどへ行くしかありませんでしたが、現在ではだいぶいろいろなクリニックで日本入国の陰性証明を対応できるところは増えてきました。おそらく、いちばん便利で安価なのは、シドニー・メルボルン・ブリスベン空港のHistopathだと思います。$79で、最短で90分で結果が出ますし、今では予約も必要なく、そのままクリニックへ行けばよいみたいです。

詳しくは、こちらから⇒https://www.histopath.com.au/locations/airport

 

  • もし日本帰国前にコロナになってしまったら・・・

残念ながら、日本の現行ルールでは、上記の陰性証明書がすべてで、これが手に入るまでは日本へ帰ることができません。

一度コロナにかかってしまうと、治ったとしても、コロナウィルスの検査薬の性質上、人によっては12週間くらいはPCRでずっと陽性反応が出続けることもあるそうです。つまり、そうなると長期間帰国できない・・・なんてこともあり得ます。

多くの方は1カ月前後で陰性になる方も多いですが、こういったこともある・・・ということを念頭に置いて、帰国の計画を立てて頂ければと思います。