ワクチン接種証明すら不要になりました

本日をもって、オーストラリアはとうとうワクチン接種証明すら、入国時には不要と発表しました。7月6日から、ほぼコロナ前と同じようにオーストラリアへ行くことができるようになりました。

1.7月6日から緩和されること

7月6日から、以下のルールが適用されます。

引用:https://www.homeaffairs.gov.au/covid19/entering-and-leaving-australia

 

・オーストラリア入国時、コロナワクチン接種証明の提出は不要

・オーストラリア入国時、DPD(Digital Passenger Declaration)の提出は不要

・ワクチン接種未完了の人は、別途入国許可を取る必要なし

 

つまり、コロナ前と同じに戻るということですね。

有効なビザさえあれば、いつでもオーストラリアへ行けるということです。

 

2.マスク着用義務は残る

ただし、飛行機内でのマスク着用義務はまだ残っていますので、マスクは必ずお忘れなく!

しかしながら、空港ターミナル内でのマスク着用義務はNSW州では撤廃されています。

詳細はこちらから(NSW州ホームページへ飛びます)

 

3.取り残された日本

未だ外国人の観光入国を拒否する日本。

(団体観光はOKとなっていますが、条件が厳しすぎてこの制度で日本へ行く人はほとんどいません)

そのせいで、今や各総領事館は日本行のためのビザ取得のため、朝からごった返しの状況が続いています。

ビジネスビザや配偶者ビザ、学生ビザなどで日本へ行く人がほとんどですね。

団体観光で旅行を申し込むより、こっちのビザのほうがはるかに簡単でプロセスも早いです。

 

そしてネックとなっている72時間前のPCR検査陰性証明。

これも1回やるので安くても$100くらいかかってしまうので、なかなかのお値段ですね。そして日本政府が指定したフォーマットしか認めないというので、それに対応できるクリニックへ行かなければならないというのがホントに大変です。

 

他の国は(中国は別)すでにかなり自由に入国できる体制を整えています。いつまでたっても、話し合いや決定が遅いのが日本政府の特徴ですね。

コロナだけでなく、いろいろな問題に対して、こうしてどんどん日本は他の国に遅れを取っていくわけです。