そこそこ海外生活が長くなってくると、結構これ悩むときもありますね。
やはり長期で日本を離れると、母国が恋しくなってくることもあります。
海外生活にあこがれて最初は飛び出し、苦労して永住権まで取得しましたが、人生山あり谷あり。。。ですね。。。
1.誰しもが海外移住に憧れる
日本での激務に疲れて、ふと留学やワーホリを考え始める方も多いのではないでしょうか。
僕もそうでした。
そして、海外生活ってかっこいい!外国語を本格的に勉強したい!という思いから日本を飛び出したくなりますよね。
僕も10年前はそんな気持ちでした。
もちろん学生時代はそんなお金もなかったし、まずは日本で社会人経験も必要だろうと感じて普通に就職しましたが、なんかうまくなじめず、2年を過ぎたあたりでホントに限界を感じて、最初のカナダへのワーホリを決意して、今のオーストラリアに至ります。
その当時はホントに海外生活の憧れが非常に強く、他の苦労なんかはまったく考えませんでしたね。
会社を辞めることを決意してワーホリの準備をしていたときは、非常に忙しかったですが、かなりウキウキしていました。
でも、若いうちにこんな感じのノリがないと、海外生活へは踏み切れなかったなぁ・・という思いもありますので、そのおかげで今の自分があるのも事実ですし、それはそれでよかったかな・・と思います。
2.海外ならではの苦労
最初は、特に語学学校へ通っている時代はめちゃめちゃ楽しく、本当に青春を謳歌していました。海外生活の怖さや苦労をまったく感じなかったのですから。
それが1年、2年と過ぎているうちに、海外ならではの苦労を徐々に感じていくことに。。
まずは文化の違い。
生活習慣の違いは、僕はまったく問題ないのですが、その国に住む人々の性格の違いですかね。
日本は世界と比べると非常に平和で、日本人の特徴として感情を表に出す人は少なく、面倒な争いごとは避ける傾向にありますし、お互いを思いやる人が多いですよね。
もちろんカナダやオーストラリアもそのような方はたくさんいらっしゃいますが、心無い言動をする人は、やはり日本に比べると多いな・・・と感じています。
それをいちばん感じるのは、車をこっちで運転するとよくわかると思います。
とにかくすぐにクラクションを鳴らされます。
例えばきちんと制限速度を守って運転しているのに、意味わからず後ろからすぐにクラクションを鳴らす人が多いです。
(で、スピードカメラがついている箇所では普通なのですよね)
あとは、危険な追い越しや蛇行運転も多いですね。
(さすがに今話題の行き過ぎたあおり運転はないですが)
他にも、結構いろいろと喧嘩売ってくるような態度を公共の場でとってくる人もいますね。
仕事でも、オーストラリアは移民の国ですから、いろいろなバックグランドを持った方々が集まって働いているので、その考え方や価値観の違いでもめ事になることもしばしば・・・
こんな生活に正直憔悴してしまい、本気で日本に帰ろうした時期もありました。
海外の滞在が長くなると、こんなこともあります。
3.最後の人生を過ごすなら・・・
最近はコロナウィルス危機もあり、ウチの会社でも退職者が続出し、日本へ帰る方が多いです。
他の日本人の方に聞いてみることもあるのですが、ほとんどの方ができれば日本へ帰りたいって思っている人が多いようですね。
僕もときどきはそんな思いに駆られることもありますが、今のところはオーストラリアに骨をうずめるつもりでいます。
今まで、そしてこれからもきっとたくさんの苦労があると思いますが、やはりそれ以上に苦労して、運よくということもあり、今このような海外生活をできているわけですから、それに結婚もしちゃったので、現在の生活を頑張っていきたいと思います。
国境が再開したら、たまには日本に帰ってちょっとのんびりしたいですけどね。