ビザ申請にはITの知識も必要!?

今やビザ申請もかなりの部分がオンライン化され、コンピュータ1つでほとんど手続きを済ませることができるようになり、便利になりましたね。

その反面、必要な機器やITのある程度の知識も必要になりましたので、パソコンが苦手な方にとっては苦痛になっている方もいるかもしれません。

つまりビザ申請にはITの知識や技術もある程度は必要ということになりますね。

今日はビザ申請に必要なIT関連のことについてお話していきたいと思います。

1.オーストラリアはなんでもオンライン

ビザ申請だけではないですが、ほとんどの公的手続きにおいてオーストラリアではすべてオンラインです。

皆さまにとってこれから関わってくる学生ビザやワーキングホリデービザの申請も、もちろんオンラインで行います。

僕が初めてカナダへワーホリを申請したのは2008年の終わり頃でしたが、そのときはまだ郵送によるものでした、
が、それも今はオンラインになったようですね、

ビザだけでなく、このウェブサイトで紹介している公的手続き(タックスファイルナンバー、タックスリターン、などなど)もすべてオンライン上で行います。

今の時代はコンピュータがだいぶ当たり前になってきていますが、日本ではあまり他国に比べるとIT慣れが少し遅れている部分もあり、まだまだ機械が苦手な方も少なくないでしょう。

しかし、これからはすべての情報はオンラインで管理され、このサイバースペース上ですべての手続きがなされるといっても過言ではありません。

オンラインにすることで、莫大な量の情報を保存できますし、すぐに検索することもでき、様々な証拠を残しやすくなります。

パソコンが苦手・・・という方も、この機会に少しずつ時代の流れに慣れていきましょう。

 

2.データ提出に必要な知識

昔は郵送などで送付していたものをすべてオンラインで提出となりますので、それなりに必要なIT用語や知識があります。

しかし、一度やればそんなに難しいことではありませんので、心配は無用です。

このブログまで自力でたどり着いてご覧頂いている方は、まず問題ないでしょう。

それでは、少なくともビザ申請でよく出てくるIT関連用語・知識についてまとめていきましょう。

【スキャン】
書類の提出をオンライン上で行うのに欠かせないものの一つです。紙をデータにして送信することになります。

スキャナーという機械を使って書類をパソコンの中へ取り込みます。
スキャナーに提出したい書類を入れるとコピー機のように動き、繋いである自分のパソコンの中にそれが写真を撮ったような感じで入ってきます。

【アップロード】
皆さんはFacebookやInstagramで自分の撮影した写真を「アップ」するといいますよね。この「アップ」はアップロード(Upload)を指します。

なので、こういったSNSの経験のある方なら、これ以上の説明は不要でしょう。

スキャンして自分のパソコンに取り込んだ書類を、各ビザページの「Upload」というところをクリックし、自分のパソコンからアップロードしたい書類を選ぶと、そのページにアップロードすることができます。

これを全部の手続きが完了したときに、ビザ担当の人がアップロードされた書類を見ていくわけです。

この2つさえ知っていれば、少なくともビザ上での申請手続きにおいては何の問題もありません。
結構オンライン上で申請って聞いてしり込みしてしまう方もいらっしゃいますが、たったこれだけですので、頑張って慣れていきましょう。

 

3.揃えておきたい機械類

では、オンライン上でビザ申請(ビザだけでなく他のオンライン手続きもそうですが)のために用意しておくべきものをご紹介していきます。

【パソコン】
当然といえば当然ですが、今はスマホやiPhoneが便利すぎるので、意外と自分自身のパソコンをお持ちでない方も少なくないのではないでしょうか。

特にビザ申請はクリックしていく項目や文章を作成する項目もありますので、小さい画面をタップする作業は誤入力の原因となります。

わざとではなくても、ビザ申請で間違いがあると、それが理由で却下されてしまうことのあります。

パソコン上でのキーボード操作のほうがはるかに楽で確実ですので、特にビザ申請はパソコンで行うようにしましょう。

【スキャナー】
書類をデータで送るためにスキャンの作業が必要ですが、その書類の写真を撮ってアップロードする・・・は避けるべきです。

特に携帯電話の写真は画質があまりよくなく、それが原因でビザ申請のプロセスに余計な時間がかかってしまい、移民局から再提出を求められることもあります。

もし金銭的に余裕があるなら、スキャナーを購入しておくと非常に便利ですが、ビザ申請以外でスキャナーを使うことはほぼないでしょう。

そういうときは、コンビニなどのプリンターにスキャン機能がついていることもありますし、図書館などの公共施設、または、もし現在お世話になっている留学エージェントなどがあれば、そこにお願いするとスキャンを代行してくれることもあります。

そういったところでスキャンして、自分のEメールへ送ってもらうようにしましょう。

ちなみにオーストラリアでは、Officeworksでスキャンできます。
こちらの記事もご参考くださいませ。【コピーやスキャン!Officeworksを有効活用しよう!】

【USB】
今や自分のパソコンやGoogle Drive、One Drive、Dropboxなど、オンライン上でも書類の保存が可能になりましたが、バックアップを取っておくという意味や、手軽に持ち運びできてコンビニなのでプリントアウトやスキャンもできるようにするためにも、USBも用意しておくとよいでしょう。

【ウィルス対策のソフト】
サイバー攻撃の危機に常に晒されている世の中ですので、必ずウィルス対策ソフトはインストールしておきましょう。

特にビザ申請は自分自身の個人情報をすべて入力するといっても過言ではありませんし、ビザ申請代金もそのオンライン上でクレジットカード情報を入力して提出することになりますから、必ずウィルス対策ソフトをインストールするようにしましょう。

いかがでしたか?案外難しくありませんので、ちょっと慣れれば自分でも1人でいろいろとできるものです。

が、それでも心配な場合は、やはりビザ弁護士に手数料を払ってお願いしたほうが無難ですね。