ワーホリの仕事探しはどのくらい大変?

コロナあけの時は人手不足で仕事探しには正直今ほど困らなかったかもしれませんが、今や日本のニュースで取り上げられるほど、日本人のワーホリでの仕事探しの難航ぶりが目立ってくるようになりましたね。

では本当にオーストラリアへワーキングホリデーに来られる方は、まったく仕事がないのでしょうか?実際どの程度大変なのか、どんなところに仕事ゲットのチャンスがあるのかを考えていきたいと思います。

結論は現地ローカルの人や永住者でも簡単ではない

就職難の問題は、何もワーホリの方々だけではなく、これは現地のオーストラリア人の方々や永住権を持っている方々へも同じことが言えます。

その現実として、道端でのホームレスの方々をよく見かけますし、失業率としては、ちょっとググってみたら、Jetro(日本貿易振興機構)のホームページでは、2024年7月の時点で4.2%だそうです。日本では同じ時期での失業率は2.7%だそうですので(総務省統計局ホームページより)、日本と比べると、以下にオーストラリアでは仕事探しが大変かを痛感しますね。

最近では、僕の知り合いも永住権持っていて英語も普通に仕事でできる人ですが、今の仕事を見つけるのに約1年くらいかかったそうです。

現地の人でもこれだけ苦労しているので、ワーホリの人はさらにハードルが高いということは、意識しておかなければならないかもですね。

 

鍵の握るのはやはり英語力?

多くのワーホリの方は応募しているところは、たいていは接客サービスがかかわってくるものが多いと思います。(レストランやカフェなど)となると、当然ながら英語で注文を取ったり、お客様の要望に応えていかなければなりません。

面接でも、たとえ雇用主が日本人だとしても、英語での面接・電話面接は行われるでしょう。そこで仕事に支障がない程度で受け答えができないと、やはり雇用してはもらえないと思います。

そうなると、オーストラリアへ来てから仕事してお金を稼いで生活しようと思ったら、どうしても日常の英会話くらいは普通にこなせる英語力は必須となってくるでしょう。

日系企業でもときたまワーホリや学生ビザOKで求人を出しているところもありますが、当然電話やメール対応は英語になりますので、ビジネスレベルの英語力が必須となってきますね。

渡航してからお金稼いで、それを生活費へあてようと計画されている方は、今や基本的な英会話は普通に必須ということを念頭に置いておきましょう。

 

どんな仕事がねらい目か?

とはいっても、僕の個人的な意見でもありますが、英語力にかかわらず、ワーホリに挑戦できる機会は非常に限られているので、やる気と時間とある程度のお金があれば、どんどんワーホリに挑戦してほしいという思いはあります。

もちろん無茶は禁物ですが、特にオーストラリアの都心部であれば日本人エージェントも多く点在しますし、日本語サービスも充実しています。お手伝いはしてくれないかもしれませんが、困ったときの相談を日本語でできるので、ぜひチャレンジして行ってほしいと思います。

仕事探しについては、なんでもいいというのであれば、工場関連の仕事が現時点ではねらい目かと思います。

もちろんチームメイトやマネージャーの指示を英語で理解しなければならないので、最低限度の英語力は必須ですが、都心部のこうした工場関連の仕事は英語のできる日本人も多く働いていますし、接客などもないので、プロフェッショナルな英語力も必要ありません。

マニュアル通りに作業をこなしていけばいいので、朝早いのと、あとは体力勝負なので、そこが大変ですが、さほど英語力がなくても採用される確率は、他の業種と比較すれは高いのではないかと予想しています。

しかも、こういったところは、今の時点ですが、常に人手不足でしょっちゅう求人しているイメージですので、真面目に働ければ、きちんと採用される可能性大ではないでしょうか。

このような職場は、多くがワーホリや学生ビザの人たちで回っているので、常に従業員の入れ替わりが発生しています。

Jams TVなどを参考に、求人を探してみてはいかがでしょうか?