一見単純でつまらないテーマかもしれませんが、きちんと住所変更の手続きを各機関へしておかないと不便が発生することもしばしばです。でも、いろんなところに住所を登録してるので、何を変更したらいいかわからない、なんてこともよくあります。そこで、今日はシンプルですが、「引っ越し後の住所変更が必要なところ一覧!」をやりたいと思います。
1.もし住所変更をしなかったら
〇手紙が届かない
当たり前ですが、手紙が届きません。大事なお知らせだったら大変です。
例えば、もし万が一交通違反と認定されたら、その通知は「手紙」で届きます。その手紙が受け取れず、期日前までに反則金を払えなかったら、もちろん延滞金がさらに上乗せされます。困りますよね。
〇本人確認ができない
特に金融機関などへ問い合わせを行う場合、本人確認が行われますが、本人が言っている住所と登録されているものが異なる場合、それ以上の手続きに進めないこともあります。住所も本人確認のための重要な情報です。
2.住所変更が必要と思われるところと変更の方法
では本題に入りましょう。もちろんこれからあげるリストがすべてではないですが、ほぼすべての人がかかわっていると思われるものをあげてみました。
・在留届
日本にいらっしゃるご家族のためにも、これはまず変更をしておきましょう。本人の安否確認のために使用されますので、忘れずに変更しておきましょう。
外務省の在留届のホームページからメールアドレスとパスワードを入力してログインして、自分の情報を変更することができます。
・銀行
いろいろな通知が銀行から届きますので、これも大事です。自分のオンラインバンキングのアカウントへログインして、ProfileやMy detailsなどと書いてあるところから住所変更できます。実際に住んでいる場所の住所と、手紙が受け取れる住所を入力する住所(Mail address、Billing address、Postal addressなど)が別々となっていることがあります。住んでいる場所と同じで大丈夫であれば、両方同じ住所を入れればOKですが、「家にあまりいないから、シェアハウスだし、職場の住所に手紙を届けてほしい」という場合は、手紙受け取りの住所は職場の住所を入力すればよいです。
ちなみに変更方法でCommonwealth Bankの場合は、Setting ⇒Profile⇒My contact detailsから変更できます。
・スーパーアニュエーションの口座
忘れがちですが、スーパーアニュエーションの口座の住所変更も忘れずに。こちらもほぼどの金融機関もオンラインで変更可能です。先ほどの通常の銀行のときと同じような感じで変更できるところがほとんどです。
・各州が発行する運転免許証/Photo ID
これもかなり重要。特にオーストラリアで公式に身分証明書となるものですから、忘れずに変更しましょう。これも各州のサービスセンターなどのホームページからオンラインで気軽に変更できるところが多いです。
ちなみにNSW州の場合は、ここから入って自分のアカウントへログインすることで変更手続きが可能です。
変更後は、NSW Serviceのアプリにデジタルのライセンスを入れている方は、即反映されます。また、後日変更後の住所が書かれたシールが手紙で送られてきますので、実際のカードの裏側に貼る箇所があるので、そこへ貼っておきましょう。
・Flybuys Card / Rewardsなどのポイントカード
今はアプリでこうしたクーポンはデジタルで受け取れるようになりましたので、もはや手紙は不要という方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかしながら、僕はあまりこうしたデジタルに頼りすぎたくはないので、手紙で受け取ってます。
僕みたいな人は、住所変更しておかないとクーポンが送られてこないので、忘れずに変更しておきましょう。
自分のポイントカードのアカウントへ入って変更することができます。
Rewards(Woolworthなど)ホームページはこちらから
・プライベート保険会社のアカウント
そこそこオーストラリア滞在が長くなってきた方は、プライベート保険をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
問い合わせ時に本人確認も行われることがありますので、住所変更忘れずに!
これもほとんどの場合がオンラインで自分のアカウントから、銀行と同じ要領でできるところが多いです。
・MyGov
税金や国民保険、コロナワクチン、その他行政支援を受けるための重要なアカウントです。手紙もしばしば来ますし、本人確認で住所が使われることもありますので、しっかりと変更しておきましょう。
これも銀行のときと同じ感じで、自分のMyGovアカウントへ入って変更可能です。