世界有数の観光地でもあるオーストラリアですが、あまり知られていないけど、実は知る人ぞ知る穴場のようなスポットも多く存在します。
フレーザー島もそのひとつではないでしょうか。
日本でも、名前くらいは聞いたことがある方もそこそこ多いと思いますが、どんなところか、どんなところにあるのかを知っている方はそうは多くないでしょう。
僕も訪れたときは、このフレーザー島にすっかり魅了されてしまいました。
今回はこの世界一の砂島、フレーザー島についてご紹介していきますね。
１．フレーザー島ってどこ？
オーストラリアのクイーンズランド州に、ハービーベイ (Hervey Bay)という小さな田舎町があるのをご存知でしょうか？
正直なところ、このハービーベイの街にはあまり観光として有名なところはないのですが、フレーザー島へいくには、まずこのハービーベイに来る必要があります。
このハービーベイは、フレーザー島やレディエリオット島など、秘境のような観光地へ行く玄関口ともなる、穴場観光スポットへ行くにはキーとなる街でしょう。
ハービーベイへは、オーストラリアの主要都市であれば直行便も出ていることもありますが、ブリスベン経由でフライトが出ていることが多いかと思います。
僕の場合はシドニーからヴァージンオーストラリア航空の直行便で行きました。
ハービーベイから、1日数本出ているハービーベイ行きのフェリーに乗っていきます。
フレーザー島は砂地の上はジャングルのようになっていて、カチカチに固まった砂地です。なので、普通の車では入島できず、必ず４WDの車でなければ、個人で行って観光することはできません。
ちなみにフェリーはだいたい5台くらいは車が乗せられるようになっていました。
というわけで、ほとんどの場合はツアーに申し込んで参加するようになります。
２．フレーザー島でどんな観光ができる？
ほとんどの場合はツアーに参加することになります。僕も日帰りツアーに参加してきましたので、そこに回ったところをご紹介していきますね。
まずは早朝にハービーベイ内の主要宿泊施設からお迎えが来ます。
そのバスに乗ってフェリー乗り場へ行き、フェリーに乗ってから1時間くらいでフレーザー島に到着です。
そこからは専用の４WDバスに乗って（めっちゃ揺れます。）、フレーザー島の観光スポットを回っていく感じですね。
いくつか写真ストップもありますが、ジャングルを抜けてビーチを激走する瞬間は、めっちゃ気持ちいいですよ！
Eli Creekに立ち寄って、ここを散策。このエリアに流れてくる水がとても澄んでいてきれいで、たくさんの人が泳いだり水遊びして楽しんでましたね。
その後はバッフェ式の昼食もあるのですが、島内にもホテルがあって、その中の会場で食事をします。
途中で野生のディンゴに出会えたのは、超ラッキーでした！
午後も再びジャングル内を探検していくのですが、この中でメインとなるのは、やはりマッケンジー湖。
世界一じゃないか？とも言いたくなるくらい、めっちゃ水がきれいなんです！
ここで泳いている人もたくさんいましたし、とっても風が気持ちいいのですよ。
湖で泳げるの？と疑問も出る方がいらっしゃると思いますが、そんじょそこらの海よりもきれいですよ、ここの湖は。
もちろん、フレーザー島イチといってもよいほどの写真スポット。もし個人で来られた方も、ここは絶対に外せないですね。
だいたいこんな感じで回って、ハービーベイへ到着するのは夜の6時～7時くらいになると思います。
丸1日の探検ツアーって感じですね。
３．フレーザー島旅行のサンプル日程
では、フレーザー島へ旅行するためのサンプル日程をご紹介しますね。
僕はこんな感じで行ってきました。
【1日目】
午前中：ヴァージンオーストラリア航空でシドニーから直行便に乗ってハービーベイへ。
空港に到着後、タクシーで予約したバックパッカーへ行く。チェックインが午後3時からだったので、それまで周辺を適当に散歩する。
チェックイン後は、バックパッカー内でのんびり過ごす。
【2日目】
午前7時頃：ガイドがバックパッカー前にお迎えに来る。バスに乗って、フェリー乗り場へ。
フェリーに乗ってフレーザー島へ
専用４WDの観光バスに乗って、1日フレーザー島を回る。
午後5時頃：フェリーに乗ってフレーザー島を出る
午後6時頃：ハービーベイ着。バスに乗って、バックパッカーに帰ってくる。
【3日目】
午前中：朝ごはんを食べた後、フロントにお願いしてタクシーを呼んでもらう。
タクシーに乗って空港へ
ヴァージンオーストラリア航空の直行便でシドニーへ帰着
世界一の砂島で世界遺産のフレーザー島。
まさにここもワーホリや留学中でなければ、そうそう簡単に来られる場所ではないでしょう。
是非、みなさんの計画にいれてみてくださいね。
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