ファーム仕事内容の紹介 Part 1

日本で農作業体験のある方はあまりいないと思いますので、「ファームってどんなことやるの?」と気になる方は多いでしょう。

ピッキングはよく耳にしますが、ファームの仕事は非常に多岐にわたります。

今回から僕が行ってきた3つのファームの仕事内容を3回にわたってご紹介します。

もちろん時期によっても仕事内容は大きく変わりますが、僕が実際に行ったファームでの作業をご紹介します。

1.8月終わりの寒い時期

まず最初に行ったファームは南オーストラリアのWirrabara Forest。

アデレード市内からは長距離バス+お迎えの車で約4~5時間ほどです。このときは8月の終わり。まだかなり冷え込む時期でした。

南オーストラリアの農家の収穫期は夏です。だいたい12月~2月頃はいちばんの繁忙期だそうですが、この時期はちょうどどの農家もホリデーを終えて、そろそろ畑のメンテナンスを始めなきゃな~という時期だそうです。

ホリデー中の農家は、別の仕事(農家以外の仕事)をしたり、休暇を取ったりという感じですね。

というわけで、僕の仕事は畑を作物が育てられる状況にするお手伝いでした。

 

2.1日の仕事スケジュール

だいたいこんな感じでした。

6:30AM 起床

7:00~7:30AM 朝食

8:00AM 朝の作業開始

      ・雑草取り
      ・肥料やたい肥、干し草を撒く
      ・硬くなった土壌を柔らかくする
      ・野菜の畑をつくって種を撒く

13:00 昼食休憩

14:00 午後の作業開始

      ・午前の作業の続き
      ・パッキング作業場や倉庫の掃除

17:30~18:00 作業終了

19:00 夕食・シャワー・自由時間

20:00 就寝

 

20:00就寝ってめっちゃ早いですよね。でも、ファームのある田舎まで来ると、自由にインターネットを使える環境も限られるし、英語の勉強や本を読んだりもしましたが、それでもやることがほとんどないので、さっさと寝てしまうようになりました。

この農科の方も、21:00までには全員寝ていましたね。

おかげでかなり健康になった感じがして、体調も良い日々が続きましたよ。

 

上記のスケジュールはあくまでも収穫期の前の段階で、これが繁忙期になるともっと人を雇って、朝6時くらいから夜遅くまでずっとピッキングやパッキング作業が続くそうです。

 

3.ファームの紹介  O’Reilly’s Orchard

それでは、僕がお世話になったファームをご紹介しますね。ここでは5週間ほどお世話になりました。

もしWWOOFに興味がある方は、是非連絡してみてくださいね。

ファーム名: O’Reilly’s Orchard

住所:184 Watts Gully Rd, Wirrabara SA 5481

行き方:アデレードまで行き、アデレード市街地から車でずっと北上する。もしくはAdelaide Central Bus Stationから長距離バスを予約し、行けるところまで行って、あとは迎えに来てもらう。
(僕の場合は、2013年当時はPremier Stateliner というバスを予約してCrystal Brookまで行き、そこでファームの方にピックアップ頂きました。)

このファームを経営しているのはJackyさんとDavidさんの夫婦2人で切り盛りしていて、農場はアプリコットやレモン、桃など約200本の果樹が植えられている果樹園です。

果物以外にも、アスパラガスなどいくつか野菜も栽培しており、政府に認可されている有機栽培の農場です。

2人とも料理の腕前もすごく、ときどき外部から一般のお客様を招いて、自分の家のバルコニーで自家製の野菜や果物を使った料理はもちろん、様々な料理とそれに合うワインも用意し、のどかな果樹園と森の景色が広がるところでランチやディナーをふるまいます。

ファームの仕事ということでなくても、普通に行ってみたいところ、こんなところでご飯を食べてみたい!と思うようなところですよ。

どんなところかというと、その様子はこちらの記事をご覧くださいませ。

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