自宅で不要になってもまだ使えるものを、SNSを通じて買い取ってもらえるのは便利ですよね。特にFacebookマーケットは非常に有名で、常に多くの人が利用し、売買が日々行われています。ウチでもときどきそこから物を買ったり売ったりしているのですが、その際に注意しなければならないのが、やはり詐欺ですね。今回はタイトルの通り、実際に遭遇した出来事をご紹介しますので、オーストラリアお住まいの皆様も十二分にご注意くださいませ。
１つの中古品を売りだしたら一気に10人くらいから問い合わせ
Facebookマーケットに売りたいものを掲載すると、結構すぐに問い合わせがくるんですよね。それがFacebookのすごいところ。なので、非常に多くの人が利用しますし、タダで家具を提供してくれる人もいますので、僕もよく利用します。
下記に紹介する詐欺に気をつければ、Facebookマーケットの利用は便利ですので、お勧めしたいところですね。
スムーズに話が進みすぎてすぐに「買いたい！」
最初は「どんな状態なの？」とか普通なことを聞いてきて、返事したらすぐに「買いたい！」って連絡が来ました。あまりにも即答すぎてなんか変だな。。。とも思いました。
で、こっちから何も言ってないので、いきなり
「先にお金払うから！」とメッセージしてきて。。。
「PayID」「Paypal」などでの支払いに固執
先にお金を払ってもらうのは構わないのですが、それが、PayIDとPaypalに固執してくるのです。
正直なところ、PayIDもPaypalも設定するのはちょっと面倒ですよね。でも「5分くらいで設定終わるよ！」などと言って、向こうからPayIDの申し込みリンクなどを送ってくる人もいます。それをクリック・タップしたら絶対ダメです！
僕も面倒なので、銀行送金か現金にしてくれって言ったら、「私の支払い口座はすべてこのPayIDにリンクしているから、これしかあなたにお金を支払う方法がない」とわけのわからないことを言ってくるのです。
PayIDもPaypalも、銀行口座あっての支払いシステムなので、銀行送金ができないわけがない！
で、別に事前に払わなくていいから、ピックアップのときにお金払ってくれればいいといっても、「事前にPayIDで支払う」の一点張り。もうこれは完全に何か企んでいるとしか思えないですよね。
それと、もう１つ典型的だったのが、自分は来れないから親戚が取りに来るとか、息子が取りにくるとか言ってきます。実にまったく同じ内容のメッセージを異なる4人から受け取ったので、この手の詐欺はかなり流通しているかと思われます。
実際のメッセージはこんな感じ
別のメッセージはこんな感じでした
これ２つともまったくの別人から送られてきた内容ですが、メッセージの内容がほぼ一緒ですよね。もうこれは怪しむしかないという内容です。
どうも他人の個人情報を盗めるらしいです
いろいろググってみたら、どうもPayIDやPaypalの情報から個人情報を盗めるらしいです。
これはPayIDやPaypalを使うと危険と言っているわけではありません。僕も普段の生活や仕事でPaypal使いますし、支払いの過程で問題があったことはこれまでありません。
Paypalもしっかりした第3者の会社を通じて支払いを介したり、お互いに信頼のある人との取引で使用していますので、そのような状況であれば問題ないと思います。
しかしながら、PayID・Paypalの支払いに固執する人は要注意ですね。
皆さんも十分に気を付けてくださいね。
