ときどきオーストラリアでの車の運転事情についてご紹介していますが、運転しよう!となっても、やっぱり外国だし、いきなり1人で運転も心配・・・という場合もあるでしょう。
そんなときは、やっぱり何回かは教習所などで練習したいですよね。
今日はオーストラリアで車の運転の練習はどうする?ということについてご紹介したいと思います。
1.教習所はない!?
僕も日本でほぼ運転せず、10年ぶりの運転となるため、(いわゆるペーパードライバー)まずは練習しようと思い教習所探しをしたのですが、オーストラリアには、少なくともシドニーでは、日本のように運転練習用の専用コースはないようです。
つまり、いきなり路上での練習です。
オーストラリアの運転免許は、視力検査とオンラインてテストにパスすれば、特に運転テストなどなしで、いきなり「L (Learner)」の運転免許証が手に入ります。
**「L (Learner)」って何?と気になる方は、こちらをご参照下さいませ。
この「L」ライセンスの状態でも、いきなり路上運転で教習となります。
ちょっと怖いですよね。
でもある意味、効率はよいかもしれません。
通常オーストラリアの運転練習は、ドライビングスクールに申し込みをして運転練習の日時を予約した後、その日時に指導員が練習用の車で自宅まで来てくれるのです。そして、自宅付近の道路で運転練習をするのです。
練習用の車はそのドライビングスクール会社のロゴが入っており、もちろん助手席にも補助ブレーキがあるので、指導員が危険と感じたときはブレーキをかけられるようになっています。
「L」ライセンスの方だけでなく、どなたでも利用できます。
僕もフルライセンスですがペーパードライバーだったので、事情を話して、勘を取り戻すための練習をしたいと問い合わせをしたところ、電話をかけてきてくれて、自分の詳細を伝えて、それにあったプランを提示してくれました。
2.教習の流れ
教習は自分に合ったプランで、自分に合わせてその日の練習内容を予約すればよいのですが、だいたい1日2~3時間くらいの運転練習をするのが一般的かと思います。
僕も1回の練習は2時間で予約しました。
教習の流れは、こんな感じです。
指導員が到着するとテキストや電話でお知らせが来るので、外へ出る。
(運転免許証を忘れずに)
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車の機能をおさらいする
・アクセルやブレーキ、方向指示器、ハンドル操作などの使い方の説明を受ける。
↓↓
早速実際の運転に入る
・指導員が一回模範運転することもある
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指導員の指示に従って運転をする
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時々停車し、車内で小さなホワイトボードなどを使って交通ルールを勉強する。
↓↓
時間が来たら現金でお金を直接指導員へ支払をして、その日の教習は終了。
運転練習の後は、そのドライビングスクールにて運転記録(Log Book)がつけられます。
運転練習時間を証明しなければならないときに使用します。
慣れてくれば、自宅より少し離れたところへ行って練習したりもします。
指導員は、やはりその土地の道路事情を熟知していて、適切な場所でそのドライバーの状況にあった練習を提供してくれます。
3.どこで申し込めばいい?
インターネットで「Driving Lesson Sydney」などと検索をかければたくさん出てきますが、いろいろと比較してご自身にあったところを選んで頂ければ大丈夫です。
ちなみに僕が申し込んだところは「Onroad Driving School」というところです。
Onroad Driving School
- シドニーエリアならほぼどこでも練習可能
- 40人以上は指導員(Instructor)が在籍しているようです。
- 使用する車はオートマもマニュアルもOKですし、助手席に補助ブレーキありです。
- 料金は1時間につき$65~70です。
**長期練習の場合は、パッケージプランにするとお得です。
料金については、僕の場合は初回が$60、2回目は$65でした。
初回だけ少し安かったですね。
支払は各教習が終わった後で直接指導員へ現金払いのケースが多いので、現金を用意していきましょう。
でも、毎回2時間の練習で$130ずつ飛んでいくのは結構キツイので、僕は2回だけ(合計4時間)このドライビングスクールでお世話になった後、Gogetを利用して自宅付近をゆっくり1人で練習しました。駐車の練習も自分の住んでいるマンションの駐車場を使って何度も練習して、慣れてきたらショッピングセンターへ行ったりもしましたね。ルームメイトを空港まで送迎することもしてみました。
Gogetについてはこちらの記事をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
不安な時はしっかり練習して、万全の体制を整えてから、オージードライブを楽しんでくださいね。