ABNを取得しよう!

起業するときだけでなく、普通にワーホリや学生ビザで働く場合でもABN(オーストラリア・ビジネス・ナンバー)の取得が必要な時があります。

職種によっては個人事業主としてカテゴリーされるものもあり、雇われているような状況ですが実際には自分自身のビジネスと位置付けられているお仕事もあります。

今日はABNの取得方法についてご紹介していきます。

1.ABNが必要な場合

新しくビジネスを始める人や起業する人はもちろんですが、こんな仕事に携わる人もABNが必要な場合があります。

  • 配達の仕事
  • 勉強などを教える仕事
  • どこかの店舗などを間借りしてマッサージやヘアカットネイルサロンを行う場合など


このような仕事はワーホリや学生ビザの方でも十分可能性のある職種ですよね。

オーストラリアでも有名ですが、Deliveroo や Uber Eatsで食事の配達を自転車で行っている方もたくさんいらっしゃいますが、この仕事もABNの取得が必要なようです。

また僕の嫁は日本語ができるので、ときどきオンライン上での日本語の授業を行っているのですが、これもまたABNが必要です。でも嫁個人で始めたわけではなく、その日本語学校に一応雇われている状況ではあります。

日本でえば、プロ野球選手やJリーグなども、選手一人一人が個人事業主のカテゴリーに分類されています。みんな各球団やチームに形式上雇われているような形ではありますが、厳密に言えば、個人と能力をセールスして各チームと「ビジネス契約」しているわけですね。

オーストラリアでABNが必要な職種も、このようにイメージして頂ければいいと思います。

 

2.ABNが要求される仕事一例

では実際にどんな仕事がABNを要求されるのかというと・・・

  • Deliveroo
  • Uber Eats
  • フリーランスのお仕事
  • 語学学習の講師や家庭教師
  • マッサージ師、美容師、ネイルサロン


もちろん他に必要となる職種もありますし、雇用形態によっては上記の中でも不要な場合もありますので、お仕事開始前に雇用主(もしくはそのビジネスパートナー)に確認しましょう。

 

3.ABN取得マニュアル

それでは、ABN取得の手順をご紹介していきます。

ABNはAustralia Business Registerのホームページから行います。
大前提として、必ずタックスファイルナンバーを持っていることが条件ですので、まだお持ちでない方はまずタックスファイルナンバーを申請しましょう。

➡タックスファイルナンバー申請はこちらの記事から

【ABN取得マニュアル】

ABN application

無事に取得できましたか?

いろいろなお仕事に挑戦して、たくさん経験を積めるワーホリ・留学ライフにしていってくださいね!