私事ですが、昨日の1月21日でオーストラリアに来てからちょうど8年が経過し、9年目へ突入しました。というわけで、8年前の渡航の際にどんなことをやっていたのかを振り返っていきたいと思います。
2013年の1月20日の夜便で成田空港からジェットスターでケアンズ経由でブリスベンに到着し、それから長距離電車でバンダバーグへ行きましたね。
成田でいきなりケアンズ⇒ブリスベン行がキャンセルになり、自動的に次の便に振り替えられたときは焦りましたが、幸い予約していた長距離電車の時間にもなんとか間に合う時間だったのでよかったですが・・・このときから、 値段に大きな違いがなければジェットスターを使うのは極力避けようと決めました。(ちなみにTigar Airはもっとひどいみたいです。)
で、バンダバーグであの悪夢があったのですよ。
と、まあ、8年前の今日あたりはそんなことがありました。
で、渡航前ですが、ちょうどカナダのワーホリ+観光を終えて帰国し、翌日即オーストラリアのワーホリを申請して、その日に降りました。
その間、渡航の準備をしつつ、出発まで2カ月くらいあったので、ずっと実家にその間お世話になっていましたが、バイトをして資金稼ぎをしていました。
ちょうど年末お歳暮の時期だったので、時給900円で、1カ月ちょっと限定という、まさに当時の僕にピッタリのバイトでした。だいたい新卒の1か月分の給料くらいは稼げたと思います。
おかげで1年間の海外保険を賄えましたね。
カナダのワーホリで貯めた約$4000の資金でしばらくは現地生活するつもりでした。
この日本での2カ月で、オーストラリアへワーホリに行ったときに何を目標にしようかを、かなり真剣に考えていました。なぜなら、海外に長期滞在できるのは、おそらくこれが最後だと思ったからです。
当時はぼんやりと、「海外で永住できたらいいなー」と漠然としか思っていなく、そのために何をしたらよいのか、何ができるのかをちゃんと考えなくては!と、いろいろリサーチしてみました。
そこで、改めて思ったのが、「やっぱり海外永住は相当ハードル高いな・・・」ということでしたね。
理系出身の方々は、まだ結構道は多いかもしれませんが、文系で大学での勉強しかしていなく、資格も特別な職業経験もない僕にとっては、自力で永住するにはほぼ無理な内容ばかりでしたね。
会社からスポンサーを受けるか、現地の人と結婚するかどちらかしかなかったですね。
このどちらの選択も、正直永住権並みに僕にとっては難しいものです。
で、結局、何をすればよいのかも具体的な将来設計プランがないまま、とりあえずファームでセカンドワーホリを取って、時間を稼ごうとしか考えていませんでした。
ただ、一つ決めていたのは、オーストラリアが終わったら、日本に帰って日本で再就職しよう。これだけは肝に銘じていました。
不景気といわれていますが、探せば意外とたくさんの求人がまだまだ日本にはあるものです。しかも、今だから言えますが、最初こそ「こんな仕事がしたい!」とかあっても、今ではさほどそうでもないな、と思えたりします。
今僕が思っているのは、生活に困らない収入があれば、そして私生活に大きく支障をきたすものでなければ、仕事は何でもよい、ということです。
どんなに希望の仕事につけても収入が少なすぎれば生活が困窮しますし、収入がよくても忙しすぎて家庭を顧みないような状況が続けば、家庭崩壊を引き起こしかねないですからね。
なんか、自分のやりたいこと、というよりかは、今の状況にあった仕事を選ぶ、という考えへ変わっていきました。
以前別のブログでも書いた記憶がありますが、渡航前にある程度は目標を立てて渡航しようと申し上げたかとは思います。
でも、 仮に具体的でしっかりとした目標ができたとしても、ワーホリの間でどんどんそれが変わっていく可能性もあります。
どんな出会いがあるかわかりません。
でも、日本に閉じこもっているよりかは、やっぱり留学なりワーホリで海外を体験すると、その新しい出会いに巡り合えるチャンスは多いのかも、となんとなくですが、そんな風に感じています。
なので、 最初に決めた目標を貫くもよし、状況に合わせて目標もやることもどんどん変化させていってもよし、です。
現に、このコロナウィルス危機で、今僕がやっている仕事や私生活の状況は、これまでまったく予想していなかった、もしくはまったくやるつもりもなかったことにチャレンジしています。
まあともかく、やっぱり海外での長期滞在という経験はいいものです。
思ったような生活や仕事もできなくて英語もあまり上達できなくて、不完全燃焼な思いで帰国される方もいらっしゃるかもしれませんが、それが無駄になったということは決してないと思いますよ。
そもそも1年前後の海外生活ができるチャンスは非常に限られていますので、それができただけでも、大きな収穫ですので、自信をもってくださいね!