2020年現在では、WWOOFはセカンドワーホリの条件を満たしません。
今では申請時にお給料がきちんと発生していたことを証明するものを提出しなければなりません。
- Pay Slip (給料明細)
- Payment Summary / Group Certificate (源泉徴収書のようなもの)
などの提出が求められます。
WWOOFはボランティア農業ですので、現在のセカンドワーホリ・サードワーホリの条件を満たさないので、注意してくださいね。
1.WWOOFとは?
2013~14年は、必ずしも有給の必要はなく、政府が指定した場所と職業があっていれば、セカンドワーホリの条件を満たすことができたのです。
まずはWWOOFとはなんぞやって話からしていきましょう。
色々諸説ありますが、確か僕が買った会員証となる本には、
“Willing Work On Organic Farm”
だったかと思います。
働く対価として、お金ではなく、食事と住む場所を提供しますよ、というシステムですね。
大きな会社として事業をするのは農家としても難しいと思いますので、1~2人を実家や所有している空き部屋に住まわせて、一緒に農作業を手伝ってもらうというのは、なかなのアイデアだと思います。
WWOOFは最短で1週間くらいから受け入れているところもあるそうなので、
- 農業体験をしたい!
- 英語漬けの生活をしたい!
- 農業の勉強をしたい!
という方々にはうってつけの制度ですね。実際僕もWWOOFを100日くらいやりましたが、かなりおススメです!
WWOOFの発祥はイギリスで、オーストラリアだけでなく、日本も含め、たくさんの国で取り入れられているボランティアワーク制度です。
WWOOFは会員費用(当時は1人$60でした)を払って会員となってしまえば、その日から1年間”WWOOFer”として、WWOOFに登録されている農家で働くことができます。
2.WWOOFでセカンドワーホリを目指す
なぜ有給ではなく、無給なボランティアワークのWWOOFにしたかというと、まずは働く場所を探すのがとても楽だったのです。
会員へ渡されるWWOOF農家の紹介ページの本から、(今は本は撤廃され、すべてWWOOFホームページから閲覧となります。)自分の行きたい地域を選んで、行きたい農家へ自分からどんどん連絡をして、向こうからOKが出たら、指定された日に引っ越しして仕事開始という、とってもシンプルな制度。
それに、田舎の農家に住み込みなんて、いかにもオーストラリアらしい大自然の生活じゃないですか!それに田舎なら日本人もいないだろうし、完全英語環境になるので、英語もきっとうまくなるだろう~という期待もありました。
3.南オーストラリアのWirrabaraに決定
探し始めて、思ったよりスムーズに事がすすみ、10日くらいで決まってしまいました。
超ラッキー~~
場所は南オーストラリア(South Australia)州のWirrabara (ウィラバラ)
どこ・・・?うん、地元のオーストラリア人もあまり知らないようです。
ここです↓↓
これじゃ、よくわからないと思うので、拡大地図をどうぞ。
WWOOFが決まった時に、相手方のファームホストから行き方を聞いてその通りにしたのですが、まぁ、遠くて大変でした。
まずは飛行機でアデレードへ移動。
アデレード空港からバスなりタクシーなりで、アデレード中心街のバスターミナルへ行きます。
そこから長距離バスを予約して、(事前に予約しておきました)確か、Crystalbrookってバス停で降りてくれ、そこに迎えに行くから、と言われておりました。
これが遠いの長いのなんのって・・・なんだかんだで、4時間以上は乗っていた気がします。しかも途中から建物や家はまったくなくなり、大草原の広がる中で、1本道をひたすらまっすぐ走っているだけですからね。
途中から電話もできないしWiFi(田舎へ行くので、プリペイドのTelstraポケットWiFiを購入済み)も使えないし、寝る以外やることねーーー
電波も届かないって・・・ここどこ?
というか、どこにバス停らしきところがあるのよ・・・
4時間くらい過ぎて、ようやくウェスタン映画みたいな町に到着。どうやらここがそのCrystalbrookって停留所らしい。
降りたときに、無事にWWOOF農家の方と出会えて、めっちゃ安心したのを覚えてますね。
迎えに来てくれていて、そこからさらに車で1時間。
ようやく目的地に到着。Google Mapで検索してもヒットしねーじゃん。。
ここで「郵便はどうなるの?」と疑問がわきますが、
15kmくらい離れた郵便局に私書箱を持っていて、時々そこへいって確認するんだとか。
なんだかすげーところに来ちまったなーー
まぁ、何はともあれ、無事到着出来て、早速この日から仕事スタート!
WWOOFのよかったところは、住み込みということもあり、毎日何かしらの仕事があるので、基本毎日が労働としてカウントされていきました。
**何度も言いますが、今はWWOOFでのセカンドワーホリ・サードワーホリはダメです**
都会から一気にド田舎。元々田舎育ちなので、この雰囲気とても好きでした。
One thought on “WWOOFでファーム探し”
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