コロナによる働き方改革

今回のコロナウィルス危機のせいで、本当に働き方が変わりましたね。このコロナで嫌なことばかりですが、コロナ危機を通じてよりよい働き方を見つけられたケースもありますね。

ちょっとここでいろいろと振り返っていきたいと思います。

1.ITの革新

やはりコロナウィルス危機になってからいちばんの躍進はIT関連の仕事でしょう。

オフィス出社が難しくなり、特にオーストラリアでは在宅勤務がどの企業でも強く推奨されているため、家でも会社のネットワークに接続できるように各会社のIT担当がシステムの見直しや開発などで目まぐるしく忙しいに違いありません。

またGoogle MeetやMicrosoft TEAMS、ZOOMなど、リモートで会議などができるソフトウェアも一段と重要になってきて、新たに開発・改善がされるようになりました。

特にZOOMやTEAMSといったソフトは作成した自分の資料の共有や、セミナー中に挙手できるような機能、大人数から各グループに分けられるグループディスカッション機能など、多機能すぎてちょっと僕は未だについていけないものもありますが、この進化はすごいですね。

ZOOMなんて、コロナウィルスがなかったら一生聞くことはなかったかもしれません。

そのおかげでもはやオフィスなんて必要ない!という考えがたくさん出てきました。

多くの会社では、特に中小企業ではオフィスを手放し、すべて家で仕事できる体制を敷いています。オフィスを使うにも家賃代が半端なく高く、スタッフのために光熱費やスタッフ用のコーヒーやお茶、備品などもとてもコストがかかりますが、これが一切チャラになるのですから、すごい経費節減になることは確かです。

会社の規模にもよりますが、オフィスの家賃は1カ月で$10000~$50000くらいかかっているところが多いです。

$50000って、普通の人の年収ですからね。この金額が毎月飛んでいくって想像すると、恐ろしいです。

その分、僕らの家では電気代やインターネット代など、光熱費などが上がりますが、交通費やガソリン代が節約できるので、それを差し引いて考えても、金銭面でプラスです。オーストラリアでは日本のように交通費は会社が負担してくれないので、結構助かってます。

僕も毎日オフィスへ行っていたころは、毎週$40~$50くらいの交通費がかかっていました。(1週間で5000円くらい)

これが浮くんですから、結構大きいですよ!

 

2.家で働くことについて

家で働くと、オフィスみたい他人に気を使わなくて済むし、楽な恰好で仕事できるし、気軽にコーヒー飲みながら、ご飯食べながら仕事できるので、よいことだらけのような気もしますが、やっぱり同じチームで働くメンバーと直接顔を合わせていないので、気軽にちょっと相談しながら進めていた仕事などがあると、気軽にすぐ話しかけることができないのは難点ですね。

形式ばったミーティングはZOOMやTEAMSなどでよいのですが、細かい相談事は、ちょこちょこ相談しながら一緒にやっていくほうが確実で早い仕事ができることも多いです。それがなくなったのは、ちょっと大変ですね。

どうしても必要な時は電話したりしますが、相手が忙しいときは電話に出られないですし、相談したいときにすぐに相談できず、相手の顔色もうかがえないので、どんな様子なのかも察知しにくいので、社内・チーム内のコミュニケーションが欠落しているのはちょっと大変ですね。

個人としてはリモートワークはよいのですが、全部が全部有益というようには感じてはおりません。

 

3.コロナ終息後は・・・

ほとんどの会社ではこのままリモートワーク体制を続けていくと思われます。今やオフィスは不要の雰囲気がありますから、今更また莫大な資金を投入してオフィスを借りてコンピュータを用意して・・・ということはわざわざやらないでしょう。

コロナが終息したとしても、コロナ拡散防止はどの企業も義務付けられるでしょうから、今後も人の密集はなるべく避けるようにしなければならないでしょう。

そう考えると、オフィスに人が集まるというのはよろしくないですから、在宅勤務が続く可能性が非常に高いです。

まぁ、僕は家事が合間でできるので、毎日在宅勤務だとありがたいですけどね。必要なときだけ外出して、デスクワークのみの場合はずっと家がいいです。

ただ、会社の電話が家ではもちろんないので、電話しなければならないケースがあると困りますね。状況がもとに戻ったら、僕は結構電話しなければならないことが多くなるので。。。

これも今後会社と要相談です。

日本はどんな雰囲気ですか?他の先進国と比べると、日本では在宅ワークの体制があまり整っていないみたいですが、やっぱり在宅ワークがいいですかね?