ワーホリで海外生活を送っている人たちは、いったいどんな仕事をしているのか、気になりますよね。
ワーホリ向けでどんな求人が多いのか、どんな仕事ができるのか、どんな仕事が人気あるのかなど、オーストラリアでワーホリを頑張っている方々が今どんな仕事をしているのかをご紹介していきますね。
1.レストラン
やはりこの業種が最もワーホリ・学生ビザで働いている方々多いといえるでしょう。
こっちの人たちは、あまりお弁当をランチ休憩に持ってくるというのはあまりなさそうですね。僕の今までの職場でも、ほとんどの人がどこかへ食べに行くか、テイクアウトを利用しています。
(ちなみにオーストラリアでは「Take-away(テイクアウェイ)」を使います)
そして仕事終わりはみんなで飲みに行ったりごはんを食べたりというのもとても多いです。
そんな状況なので、レストランでは常に人手不足のようで、求人サイトを見れば毎日のようにどこかしらのレストランがスタッフを募集しています。
日本食レストラン(ジャパニーズレストランをジャパレスと略して呼ばれていますが)もやはり常に募集がかかっていますね。
このジャパレスは、英語もあまり使わないし、全然オーストラリアに来て働く感じがしないということで人気自体はあまりないですが、日本食はオーストラリアでも人気で、地元の人でこのジャパレスへ足を運ぶ方は毎日すごいたくさんいるのです。
僕もときどき日本食系統のレストランへ行きますが、日本人よりも現地のオーストラリア人お客様のほうが圧倒的に多いし、様々なメニューやサービスを英語でスラスラっと説明するスタッフの姿は、かっこいいなぁといつも思っています。
お店内のスタッフは日本人が多いかもしれませんが、接客英語が非常に問われる仕事の1つですので、前向きにチャレンジしてほしいと思います。
2.カフェ
こちらはワーホリの方々に非常に人気のある分野に思います。
カフェで働くためにバリスタの勉強も始める方もいらっしゃるくらいです。
コーヒー豆を挽いて、あのカフェならではのコーヒーメーカーを使いこなし、ぷしゅーっと蒸気を出したあと、華麗にミルクアートを描くのは、とても素敵ですよね。
オーストラリアもカフェ文化が強く、特にメルボルンではカフェツアーも開催する旅行会社もあるくらいです。
僕の昔のお客様の中でも、有名ホテル内のカフェで仕事をゲットしたり、履歴書を配り歩いて仕事をもらえたという人も何人かいらっしゃいましたね。
カフェのお仕事は必ずしもバリスタの資格がないと働けないわけではありませんので、興味があればどんどんチャレンジしていきましょう。
もちろん、時間と資金に余裕のある方は、あらかじめ学校などでバリスタの勉強や実習を完了していれば、就職活動で有利となる可能性は大きいでしょう。
普通に求人サイトで探してもよいですが、直接お店へ行って履歴書を渡して面接してもらうような人も多いですので、自分の足で頑張ってみるのもよいかもしれません。
3.事務職
ビジネス街のオフィスで黙ってコンピュータをタイピングし、さらっと電話対応をする様子も、憧れの仕事として目指している方も多いでしょう。
データ入力のお仕事、秘書関連のお仕事、旅行会社、留学会社、人材派遣会社などでワーホリで活躍する方々もいらっしゃいます。
この業種は長期雇用を条件としていることが多く、同じところでは最大6カ月しか働けないワーホリや、パートタイム以下で限定されている学生ビザの方々には応募が難しいのが現状ですが、それでもときどきワーホリ・学生ビザの方向けにそういった企業が求人を出すこともありますので、最初からあきらめることなく探していきましょう。
僕もワーホリ時代は念願のオフィスワーク職を運よくゲットできました!
ビザの条件の他にも、ビジネスレベルの英会話、Eメール、電話対応ができることは必須です。自信のある方、今まで身につけた英語力の力試しをしたいという方は、是非挑戦してほしい分野ですね。
4.ツアーガイド
特にワーホリの方々を対象に募集している会社も多く、もし興味があれば、みなさんにとってはとても仕事につきやすい業種ではないでしょうか。
ツアーガイドでもいちばん多いのが、日本から到着された方々を空港でお迎えしたり、帰国の日にお見送りしたりと、オーストラリア現地での旅行をサポートするガイドです。
ワーホリや留学生としての経験があるからこそ、海外旅行ならではの緊張や不安がいちばんよく理解できるのは、みなさんではないでしょうか。
ある程度の日常英会話ができれば、どなたでも活躍できる仕事だと思います。
他には、ブルーマウンテンズなどの1日観光ツアーのガイドをされている方もいらっしゃいます。
英語力はもちろん、長いバスの中でのトーク術やその土地の歴史や文化に熟知し、お客様へ説明し、楽しんでもらう仕事は、並大抵の努力では難しいものの、そのやりがいも大きいものでしょう。
今の自分の経験を存分に生かせる仕事ではないかと思います。日本からの旅行者のサポートや観光案内で快適に楽しい旅にしてあげましょう。
5.ユニクロ
アパレル業界の経験や興味があれば、ユニクロにチャレンジしてみませんか?
オーストラリアでもユニクロはH&Mなどにも引けを取らないほど人気なアパレルショップの1つです。
ユニクロは日本発祥でもあるせいか、その雰囲気や接客もしっかりしていて、ワーホリでも日本人のスタッフを積極的に採用している傾向が見られます。
日本風のファッションやコーディネートは、やはりオーストラリアでも人気なようです。品ぞろえもよく、僕もユニクロでカジュアルなオフィスワーク用の服を探しに行きます。
ファッションが好きであれば、自分のアイデアをお客様と会話し、提供できる機会もあるでしょうから、とても面白い仕事場になるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
もちろん他にもたくさんの仕事がありますが、どんな仕事にも必ず意味がありますので、楽しむことも大事だし、何かを学ぶ・吸収する・何かしらのスキルを見つける/向上させるという意識をもって、前向きにチャレンジしていきましょう。