同じ部屋・空間を赤の他人と共同利用しながら生活するというのは、プライベート空間に慣れている僕たち日本人にとっては最初はストレスになるかもしれません。ましてや文化も環境もまったく異なるような人たちが一つ屋根の下に集まるわけですから、何かと精神的に疲れるところもあるかもしれませんね。それでも一緒に住んでいかなければならないので、いったいどんな人がシェアハウスに集まるのか、気になるところですね。
1.日本人向けサイトで探せばアジア人が多い
日豪プレスやJAMS TV、チアーズの日本人向けのオーストラリア情報サイトで探せば、やはりアジア人が多いですね。
僕も日豪プレスで探したところに何か月か住んでいたことがありますが、半分は韓国人・半分は日本人でした。
その家のオーナーが日本語ができる韓国人だったので、その理由もわかりますが。。。
ときどきは台湾人の方もいらっしゃいましたが、中国人はいませんでしたね。
オーストラリアも多くの中国人が居住しているので、そのコミュニティ力もすごく、オーストラリアの中でも中国人専用の情報サイトも多々あり、中国の方は皆そのような媒体から家探しなども行っているので、僕らが見ているような情報サイトには中国の方は集まらないのでしょう。
オーストラリアに来たばかりの時は、やはりこういった日本人向けの情報サイトはとても安心で心強いので、こちらから家探しを始める人も多いでしょう。それに、文化の違いはあれども似たようなアジア系統の人たちが集まれば、価値観のずれもそこまでないことが多いので、特に初の海外シェアハウスの場合は、良いかもしれません。
2.英語サイトで探せば多民族シェアハウス
Gumtreeなどの英語サイトで探せば、そのシェアハウスはまるで小さな多民族国家のようです。
僕が住んだことのあるシェアハウスでは、めちゃめちゃヨーロッパ系の人が多かったところがありました。
やっぱりはしゃぐのが好きなのか、ひどいときは夜中3時までずっと音楽かけっぱなしでパーティやってた人たちもいましたね。
こっちは朝から仕事なのに勘弁してーーって感じですけど。
すごくバランスのとれた国籍の割合の家もありましたね。
日本人の方もいたのですが、ヨーロッパ・中東・東南アジアと、奇跡的なバランスで保っていた家もありました。
多くのシェアメイトの中で住んでいたところでは、やはりここがいちばんストレスなく過ごせていました。
どんなところになるのかは予測不可能な部分もありますが、いろんな国のお友達を作りたいのであれば、英語サイトからシェアハウスを探してみるとよいでしょう。
3.どの国の人と住むのがよい?
国籍は正直まったく関係ないですね。ホントにその人の人柄と思いやりによります。
例えば僕がシェアハウスにいたときの韓国人オーナーは、最初は日本にも韓国にも理解ある人だと思っていましたが、結構わがままで面倒な人で、耐え切れず予定よりだいぶ早くそこを出ました。
その後出会ったタイ人オーナーは、非常に思いやりある人柄で、僕もこれまでお部屋探しで何度かトラブルがありましたが、そのたびにいつも手助けしてくれました。
タイへ帰国すると聞いたときはショックでしたが、僕のワーホリ・学生ビザ時代を支えてくれた恩人ともいえる人でした。
お部屋を見学に行くときは、できれば住んでいる方々の様子も見ておくとよいでしょう。
でも心配であれば、最初はやっぱり同じ日本人同士のところでシェアハウスするのがよいかもです。
男性でも女性でも、やっぱり日本人がいちばんきれいにモノを使いますね。
シェアハウスでの最初の悩みは、やっぱりキッチンのものを使いっぱなしにする人が必ずいることですね。
なので僕は、同じ部屋で日本人3人集まって、僕らだけの専用の鍋や食器などを買って僕ら日本人同士だけでこっそり共有していた、なんてこともありました。
みんな綺麗に使ってくれればいいのですが、さすがにそうもいきませんね。
今も1人の中国人の方とシェアしていますが、その人は常識ある方で、周りを考えることのできる人なので、昔と比べると今はかなり快適な生活となっています。
ワーホリから学生ビザ、そしてその後の長期滞在をめざしているのであれば、頑張って稼いで、あまりシェアする人がいないところ、可能であれば完全プライベートのようなところを契約できるようにこれから頑張ってみましょう!