在外選挙に参加してみよう

今年2022年は参議院選挙が日本で開催予定ですが、オーストラリアからでも日本の選挙に参加できますよ。地元愛の強い方は、特におすすめです(笑)。今日は在外選挙参加のための手続きをご紹介していきます。

1.日本出国前にすること

必ず海外転出届を忘れずに出してからオーストラリアへ出発しましょう。

これがなされていないと、日本国内からでしか選挙に参加できません。

 

日本でお住まいの管轄の市役所などへ行き、海外転出届を行ってください。

在外選挙だけでなく、オーストラリアや他の海外へ3カ月以上滞在する場合は、在留届の登録もしなければならないため、そのためにも海外転出届は必須です。

 

海外転出届を出すと、日本で住んでいるときに必要だった税金や保険関連の支払いを停止することができますが、忘れれば、ずっと請求が続くことになります。

(ただし、オプションとして任意で支払いを継続することも可能)

 

この届けを忘れると、毎月の国民保険の請求などもそのまま支払いを続けなければなりませんので、ご注意くださいませ。

 

ちょっと話がそれましたが、在外選挙登録のためには、海外転出届を忘れずに!

 

2.オーストラリアについてから

在留届を忘れずに提出しておきましょう。

必須ではないですが、これを出しておくと、日本総領事館を通じての手続きがいろいろとスムーズになります。

 

在留届の提出についてはこちらから

 

そして、日本国外から選挙に参加するため、その国に(ここではオーストラリア)に3カ月以上滞在していることが条件となります。

なので、運悪く渡航直後に選挙日・・・という方は、残念ながら次回以降の選挙に参加ということになりますね。

 

3.在外選挙に参加のための申請

さて、3カ月以上滞在の期間が経過したら、やっと選挙の権利を得られます。

申請自体はいたってシンプル。

在外選挙の申請書とパスポートを持って、自分の住んでいるエリア管轄の日本総領事館へ行くだけです。

コロナのせいで開館時間に制限が設けられているところもありますので、事前に電話などで連絡してから行くとよいでしょう。

 

詳細は、こちらの外務省ホームページから。

 

4.投票へ行く

登録が完了したら、いよいよ投票です。

 

郵便でも受付できることもありますが、基本は各総領事館へ直接行って、投票します。

日本での投票所とほぼ同じ感じで、仕切りのある机に投票用紙がありますので、そこに投票する立候補者の名前を書いて、投票箱へ入れるだけです。

 

立候補者をどうやって調べるかがちょっと問題ですが、これは各自治体公式ホームページなどに紹介が出てますので、これをもとに判断するしかないですね。

演説を動画にあげている方もときどきいらっしゃいますので、それを見られればよりよい判断材料となるでしょう。

 

僕もワーホリ時代に一回だけ投票へ行きましたが、それ以後はなかなか時間がなく、行けてません・・・・

そもそも、立候補者がどんな人物なのかが、やはり海外からでは調べるのが難しいですね。。。

 

それでも、選挙に参加するのは各国民の責務であることには変わりないので、今年こそは行けるように頑張りたいものです。

 

ちなみに、オーストラリアでは選挙へ行くのは義務であり、行かないと罰金です。