ようやくアストラゼネカのワクチンが18歳以上に解禁されましたね。NSW州のコロナデルタ株の拡大という事態に陥って、ようやくワクチン供給に本腰を入れ、やっとアストラゼネカの使用について真面目に取り組むようになりましたね。
1.遅すぎる対応
本来なら、このNSW州での再拡大の前に対応すべき案件だったにもかかわらず、広がってからようやく重い腰をあげてアストラゼネカのワクチンにおいて、若者でも接種できないかどうかを調査し始めましたね。
コロナ対策については常に早い対応しているオーストラリア・NSW州としては、これはあまりにも遅すぎます。
この大変な事態になってから動く始めるというには、もうある意味手遅れですが、それでもこのNSW州でのコロナ再拡大がきっかけとなって、有り余っているアストラゼネカワクチンがようやく日の出を見ることとなりました。
なので、ある意味NSW州で再拡大が起きたというのも、ようやく政府のお役人たちの目を覚まさせたということでは、よいきっかけかもしれません。
これでオーストラリア国民の接種率が上がれば、ロックダウンだけでなく、国境再開も目に見えてくるわけですからね。
2.アストラゼネカワクチンの受けるにあたって
現在は18歳以上の方は誰でも無条件に接種することができます。
NSW州政府は、7月30日以降、シドニー大都市圏内の
特にGPからの紹介状なども不要です。
以下のリンクから、ワクチン接種会場を確認できます。
⇒アストラゼネカ社ワクチン接種会場
3.副作用は大丈夫?
とはいっても、未だ副作用の心配が強いアストラゼネカワクチンなので、心配な方も多いと思いますので、一度かかりつけ医へ行って相談してから接種するというのもよいと思います。
一応NSW州は、以下のように案内はしているようです。
・18歳~39歳:アストラゼネカ社製ワクチンの接種を希望
・40歳~59歳:ワクチン未接種でかつファイザー社製ワク
・60歳以上:ワクチン未接種の場合、直ちにかかりつけ医に
僕の意見としては、接種できるのであれば、接種しておくのが良いと思います。
2回の接種を完了することで90%以上の確率でコロナウィルスをブロックできるそうです。
確かに副作用はちょっときついこともありますが、それも数日で収まるケースがほとんどですし、それでコロナウィルスにかかったときの重症化を防げるのであれば、やはり早く接種を完了させることが大事なのではないかと思います。
ちなみに僕の上司はアストラゼネカワクチンでしたが、こんな副作用があったそうです。
・1回目:38℃近い高熱と倦怠感
・2回目:何もなし
参考までに、僕のとき(ファイザーでしたが)は、こんな副作用でした。
・1回目:腕が痛いだけ
・2回目:腕の痛み。寒気と倦怠感。⇒びっしょり汗をかいた翌朝はスッキリ元気になりました。
コロナワクチンは誰でも無料で受けられます。ビザとか関係ないです。オーストラリアに住むすべての人が無料で受けられますので、接種できる状態であれば早急に予約して接種に行きましょう!