さて、はじめてこちらで会う方々へは、ほぼ間違いなく聞かれるテーマです。
まあそうですよね。僕も他人の理由は、やっぱり興味あります。なんで日本を飛び出したのか、やっぱり聞きたくなります。
では、ここで僕の場合をご紹介しますね。
1.中学校の英語の先生と初海外がオーストラリア
まずは中学時代の英語の先生が、とても教え方が上手だったのです。それで英語が面白くなり、そうなると海外生活してみたいというのは、自然な流れですね。
その後、村の事業の1つで、中学生へ海外生活体験をさせようというイベントがあり、抽選で当たった男女10人ずつに自己負担10万円のみで、オーストラリアへ行かせようというものがあり、僕はそれにあたりました。
これも何かの運命ですかね。
当時中学3年生だった僕ですが、ブリスベン郊外の家に5日間のホームステイと小学校訪問、その後ケアンズへ行って3日間の観光へ行ってきた経験が、海外生活をしたいという思いをさらに強くしました。
2.大学卒業後
でも自力で行くにも、学生時代では全然予算がなかったのと、やっぱり日本での仕事経験も必要だろうと思ったので、まずは資金作りも兼ねて、普通に大学時代に就職活動して、就職しました。
少しでも英語に触れられる時間が長いところがいいと思って、成田空港での勤務を選んだんです。
で、目標金額となる貯金ができたら、やめてカナダへ行こうと決めてました。
どれくらいの資金が必要なの?と気になる方も多いと思いますが、僕の場合は、おおよそ200万くらいの貯金ができたところで仕事を辞めて、カナダワーホリの準備をしました。(いくら必要なのかは、その国で何をしたいかによりますが、もちろんたくさんあればあるほど、たくさんのことに挑戦できるのは言うまでもないことですね)
こちらもぜひご参考くださいませ⇒ワーホリの予算はどれくらいかかる?
最初にカナダにしたのは、大学の授業でカナダについての授業で興味をもったのと、プチ留学で2カ月ほどカナダへ行ったときに、とても面白いと思ったから。
もっとカナダで過ごしたい!と思いました。これが最初のきっかけですね。
その後、目標金額ができたので、思い切って仕事を辞めてカナダのトロントへ初のワーキングホリデーで長期滞在を決行したわけです。
目標金額に達したというのもありますが、そのころからどうもうまく仕事がいかず、正直毎日職場へ行くのも精神的にしんどくなってきました。1年目を過ぎたあたりまでは何となくうまくいっていた感はあったのですが、どういうわけか、何をやっても空回りというか、どうしたらよいかわからなくなっていったのです。
サボっていたりやる気がなかったわけでは決してありません。
それである日とうとう何かの糸がプツッと切れた感じがして、「もうこれが限界だ」と思って、カナダ行きを完全に決心しました。
もともと離職率の多い職場で、僕の同期の1人は3カ月でやめていきました。
僕の前もすでに2人やめていきましたし、長期キャリアを考えると、ずっとその職場で働くことは到底考えられませんでした。
5年後、10年後、もっと先を考えても、自分がどうなっていくのかが明白で、それが面白い未来とは思えませんでした。
なので、海外行きを決意させてくれるよい機会だとは思いました。
3.カナダの後
1年という期間はあっという間に過ぎ、何か不完全燃焼で終わった気がしました。
1カ月ほどプリンスエドワード島に旅行の後で一旦日本へ帰国。すぐにオーストラリアのワーホリビザを申請して、その日にすぐビザがおりました。
これといった大きな理由があってオーストラリアを選んだわけではなく、このようにワーホリビザ申請が簡単だったこととがいちばんですが、そのほかに理由をあげるとすれば、本格的な英語圏であることと、中学生時代のオーストラリアの思い出が、オーストラリア行きを決意させました、といったところでしょうかね。
幸い、カナダでのワーホリ時にだいぶお金を稼ぐことができたので、それを元手にオーストラリアのワーホリを準備しました。
約9カ月も住み込みで働くことができたので、日本からの貯金はそこまで切り崩すこともなく、1年間の滞在の予算としては十分な資金は残っていました。
まぁ、それでも年末にはお歳暮の荷物の仕分け作業をするバイトもやって、少しでも資金作りには励みました。
それで翌月にオーストラリアへと旅立ったわけです。
皆さんはどんなきっかけでワーホリや留学をしようと思いましたか?それを思い出してみると、海外行きの準備も結構楽しくなってくるかもですよ。