移民局ホームページより、タイトルの通りですが、オーストラリアで一部の業種に限り、現行2週間で40時間までの就労という制限が一時的に撤廃されるようです。今後ずっとというわけではなく、あくまでもコロナ・パンデミックが終息するまでの間ということになりそうです。
1.必要不可欠な職種への人手不足対策
コロナ渦で必要とされている、とオーストラリア政府が判断した職種へ人手不足問題の解消を補うため?でしょうか。
通常はご存じの通り、学生ビザの方はホリデー期間を除き、2週間で40時間までしか働くことができません。
この時間制限を、対象とする業種に限り、この2週間で40時間という時間を超えて勤務することを可能にするというものです。
これいつからなんですかね・・・?なんか見る限りは、すでにOKのような気もするのですが。。。
ビザエージェントや、雇用主の方に詳しくは聞いてみましょう。
こちらの移民局ホームページも確認してくださいね。
⇒ Temporary relaxation of working hours for student visa holders
2.どの業種が対象?
では、どの業種が対象となるのでしょうか?先ほどご紹介したホームページのリンクを見ると、現時点では以下の業種が対象となっています。
You can work for more than 40 hours a fortnight if you are:
- employed by an aged care Approved Provider or Commonwealth-funded aged care service provider with a RACS ID or a NAPS ID, before 8 September 2020
- employed by a registered National Disability Insurance Scheme provider
- enrolled in a health care related course and you are supporting the health effort against COVID-19, as directed by health officials
- employed in the agriculture sector
- employed in the tourism and hospitality sector
主に病院関連のお仕事、デイケア、農業、観光業・ホスピタリティ分野が対象となるようです。
観光業界?とツッコミたくなりますが、確かにFlight Centreなどのオーストラリアのローカル旅行会社は求人を出しているところもあるくらいなので、国内での経済活性のため・・・ということでしょう。
でも、それでもほとんどの観光業界は大打撃を受けている最中ですので、人を雇うどころか、さらにリストラを進めなければならない状況が続いています。
3.あくまでも一時的処措置?
これには「Temporary」とあるので、コロナ渦が終息したらもとに戻ると思います。
ホスピタリティがどこまでの業種が含まれるのかはちょっとよくわからないのですが、たぶんレストランは含まれるんじゃないでしょうか?
そうなると、どのレストランも残ってくれている学生ビザの方々の争奪戦になりそうですね。
今やどのレストランも飲食業界も人手不足ですから、この一時的措置はある意味助かるものかもですね。
学生ビザの方にとっても自由に働ける機会が増えますので、安定した収入を得られる可能性も高くなりますし、実務経験も積めるチャンスも出てくるでしょう。
次のビザにつながることもあるかもしれません。
One thought on “一部の業種で学生ビザ労働時間制限が撤廃”
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