今日もYahoo Japanニュースからですが、オーストラリアといえば、タスマニアデビル!これが絶滅危惧種となっているのですが、どうも3000年ぶりに自然繁殖に成功したそうです。しかも、シドニーから北へ行ったところというNSW州内の国立公園での出来事!ある意味奇跡です@@
Yahoo Japanニュース(https://news.yahoo.co.jp/articles/0476d8269df25e520423a242f3c8e58d23385d5c)から引用しています。
1.バーリントントップス国立公園
タスマニアデビルだから、タスマニアでしょう!という気分になりますが、まさかNSW州の国立公園でタスマニアデビルの野生化計画が行われているとは知りませんでした。
今回の自然繫殖に成功したのは、バーリントントップス国立公園(Barrington Tops National Park)。シドニー市内からは車で4時間半くらい行ったところみたいですね。
オージーアーク(Aussie Ark)という保護団体が中心となって、昨年400ヘクタールのタスマニアデビルの保護区域を設置したそうです。その中で健康な7匹の子供が生まれたそうです。
これはまさに歴史的快挙で、3000年ぶりと言われています。
2.タスマニアデビルってどんな動物?
見た目は愛らしい、まさにオーストラリアならではの動物です。
タスマニアデビルは多くの動物園でも見られますし、本場タスマニアへ行けば、タスマニアデビルを観に行く観光ツアーもあるくらいです。
しかしながら、その名の通り、「悪魔」の異名を持つだけあって、接触する際は細心の注意が必要です。
不気味な唸り声をあげて敵を追い払おうとします。
また、小さい体ながらその顎は強靭で、硬い金属もかみ砕く力を持っています。
安易に手を出すと・・・どうなるかわかりますね。
3.タスマニアデビルの歴史
約3000年前に絶滅したとされています。
タスマニアにはかつて15万匹ほど生息していましたが、伝染病により激減し、現在も2万5000匹未満しか存在していないとみられ、絶滅危惧種に指定されています。
自然保護団体が昨年の10月頃にバーリントントップス国立公園へ26匹を保護区へ放し、野生化計画が始められていました。