さて、日本出張も残りあと2週間となり、シドニーへ戻る準備を始めています。9月最初でシドニーへ戻ることとなりますが、実は数週間前くらいに、来年の3月まで残って別の派遣業務へ行かないかと言われ、非常に悩みました。
結果的には、予定通りにシドニーへ戻ることにしたのですが、すぐには決められませんでした。
というのも、シドニーへ戻ったところで、これまででいちばん厳しく、長いロックダウンが施行されている中で仕事もないし、それだったら、日本に残って派遣の仕事をすれば、フルタイム勤務が保証され、また会社への売上にも貢献できるので、今後の仕事を考えれば、間違いなく残ったほうがよいに決まっています。
家族やその他諸々の事情がシドニーに何もなければ、日本に残ったでしょう。
しかしながら、これに目に見えて反対するであろう、うちの嫁。
実際これを話して見るか否かも悩みました。
毎晩嫁とはビデオ電話するのですが、その様子から、やっぱり日本に残るのは諦めて、シドニーへ戻ることにしました。
今年中にいろいろとシドニーでやらなければならないこともあるというのもありますが、うちの嫁は結構な寂しがり屋。1人で家にいるのもつらいと感じるほどです。
特に現在は在宅勤務となっていますので、それがなおさら感じるようです。
他にもシェアメイトがいますが、みんな病院や食品工場での現場勤務なので、仕事のときは家にいないのです。
上司には状況を説明し、理解頂きまして、予定通りシドニーへ戻ることにしました。
このあとで、「実は日本にもうちょっと残らない?って話があったんだけど、断っちゃった」って嫁へ言ってみたのですが、
「行けばよかったのに」
と返答してきたものの、「なんかごめんね」って言ってきて、雰囲気的にはちょっと安心した感じだったので、これはこれでよかったかなって思います。
コロナ渦の中なので、もうしばらくは観光業界は背水の陣が続く中、本来なら日本に居残りの選択がベストなはずですが、やっぱり嫁が心配ですし、ウチも経済的には苦しいですが、お金はなんとかしようと思えばどうにかなるので、予定通りかえって安心させてあげようと思います。
今まで嫁が中国の旧正月の時期に一時帰国していて、それなりに長期間会えないときもありましたが、それもせいぜい2ヶ月ないくらいです。
今回は日本・オーストラリア双方の隔離のため、合計すると3ヶ月近くも会えないという、今まででいちばん離れている期間が長いのです。
この機会で日本の実家にもちょっと帰れたので、昨年祖父が亡くなったとき緊急帰国もできなかったため、無事にお線香を挙げられたし、4年ぶりに家族に顔を見せられたのもよかったですね。
なので、嫁へもこれ以上会えない時期が長くならないようにしないと・・・という思いもありました。
仕事と家庭の両立って、ホントに大変ですね。。。