ファーム後のバスの旅もいよいよ大詰め。
今から考えれば、エアーズロックから飛行機にしておけばよかった。。。
なぜかわからないけど、あのときはバスがいちばん安いと思い込んでいましたが、
エアーズロック⇒メルボルンの飛行機とバスだと、結果バスとほとんど変わらなかったです。。。しかも3日間くらい?かかったと思います。
そう、WWOOFが終わってからの道のりを、そのまま逆走していったのです。
1.エアーズロックリゾートからバスでメルボルンを目指す
その壮絶なルートがこちら
まずはAAT Kingsのシャトルバスでアリススプリングスへ。
ここで再び1泊しなければなりませんでした。
次の日から壮絶なバスの旅が始まるので、アリススプリングスのバックパッカーで途中の自分用の食事をたくさん用意していきましたね。
近くにColes(スーパーマーケット)はあったので、材料を調達して、パスタやサンドイッチをつくり、飲み物も用意して、いざ、戦場へ!(笑)
2.アリススプリングスで1泊してアデレードへ
ここでまた豆知識なのですが、厳密に言うと、オーストラリアではバスの中での飲食は、法律上はダメなのです。
バスはある意味密室です。そこでたくさんの人がゴハンを広げると、いろんなにおいが混ざり合って、バスの中が時にはとんでもないにおいになりますよね。。。
まして、オーストラリアは多民族社会です。自分の母国の伝統料理を持ち込む人もいるかもしれません。伝統料理は、独特のにおい(もとい、香り)がするものありますよね。
例えば、私達日本人が、バスの中で納豆を食べ始めたらどうでしょう?
10人の乗客がキムチを広げたら、バスの中はどうなるでしょう?
オーストラリアのバスは、窓の開閉は原則できません。
・・・どうなるかは、想像つきますよね。
他にも、オーストラリア人はよくコーヒーを片手に出歩く人がとても多いです。
そのコーヒーを持って乗車し、バスは揺れます。どうなりますか?
この辺りを考慮された法律みたいですね。
とはいっても、ペットボトル飲料のような、しっかりとした蓋のある容器であれば、飲むのはOKとしてくれる人は多いですね。
僕も食事は持ち込みましたが、食べたのは途中でサービスエリアに立ち寄ったときです。
アリススプリングスからGreyhoundバスに乗り、いざアデレードへ。
野生のカンガルーやワシ、エミューと何度も出会いながら、いったんCoober Pedyでドライバーが交代。
ほぼ1日かかって、ようやくアデレードに戻ってきました。
3.半日アデレードで待機。いよいよメルボルンへ
メルボルン行のバス出発まであと12時間・・・
とりあえず、ターミナルの待機アリアに座って、メールチェックを始めました。
実は、アリススプリングスに滞在中に、セカンドワーホリの申請を済ませており、それについて移民局からメールが届いておりました。(申請してからだいたい1週間くらい経過していたと思います。)
周りの人は、セカンドワーホリもすぐ降りるよ~~とか言っていたのですが、僕の場合はなかなか連絡がなく、ちょっと不安にもなっていましたが、「おっ、やっときたか!」
というのは間違いでした・・・
メールの内容は、もっと精査するから、添付の書類を作成して再度提出しなさいというもの。
まじかー
たまにこういうのにあたるらしいですよ。最後まで油断大敵ですね。
WWOOFの農家も行ってたのですが、年に必ず2~3回は、セカンドワーホリの調査で電話が来るそうです。
で、僕に来た内容は、WWOOFに行った3つの農家の詳細をまとめて提出するというもの。そのときに含めなければならなかった内容というのが、一例ですが、こんなことを聞かれました。
- 各農家のABNナンバー
- WWOOF登録番号
- 各農家の敷地面積
- 週何時間働いたか
- 働く対価として何が提供されたか
- 仕事の内容
こんな感じだったと思います。
ABNナンバーというのは、会社登録番号ですね。(Australian Business Number)
敷地面積とかしらねーよ・・・WWOOF本(今はウェブページのみ)に記載してる農家もありますが、僕が行ったところは記載がなかったです。
ともかく、後々移民局が本当に農家へ連絡するかもしれないので、この追加書類とやらをまとめて全部のWWOOF農家へ送り、記入してもらいました。
そうすれば、僕の話と農家の話の辻褄が合わないということもないですからね。
でも週何時間というところは、きちんとフルタイム扱いで書いてもらうようにお願いしました。(原則週35時間以上)
実は、週によっては、雨続きであまり仕事がなかったときもあったし、(トータルとしては確実に週35時間以上は働いていましたよ)それで違う数字をかかれても困りますので。
それから仕事内容も、農業に関係ない仕事は書かないようにお願いしました。
もちろん、きちんと農作業しましたし、それがメインですからね。
たまにですが、この農家、副業で民宿とかもやっていて、そのハウスキーパーとかも僕がたまにやってたんですよね。あと、壁の補修やペイントとかも。
念には念を入れて、これは書かないでくれと頼みました。
(変な誤解を移民局へされないためです。)
綿密な相談と準備をして、追加書類を再度オンラインで提出。
そんなことしていたので、半日待つなんて、あっという間でしたね。
ようやくメルボルン行バスに乗車し、出発。
もう夜中だったので、ビザのこともあって、ぐったりしていたので、
気が付いたら、朝。。メルボルンのサザンクロス駅に到着です。