リクルート会社を利用してみよう

Jams TVや日豪プレスを始め、オーストラリアのサイトではSeekなど、気軽に各企業が求人サイトへ投稿して求人募集を行っており、多くの方がそれを参考に仕事探しをしますが、リクルート会社へ登録して仕事を紹介してもらうのも1つの方法です。

 

1.オーストラリアにも多数のリクルート会社

リクルート会社は、その名の通り、仕事を紹介してくれる会社です。ここに自分の履歴書を登録しておくと、担当者がそれぞれの登録者にあった、もしくは希望に近い求人が出たときに紹介してくれます。

面接に進む場合は、もちろんそのアレンジも代行してくれ、スムーズにインタビューできるように可能な限りのアシストをしてくれます。

また、以前Seekに自分の履歴書を登録する記事を投稿しましたが、各リクルート会社もこういった求人サイトを随時チェックしており、ここから自分たちの会社へ求人を出している各企業へ適した人材がいないかどうか、調べています。

 

2.リクルート会社利用の利点

企業の中には、こういったリクルート会社を通じてでしか求人を出さない企業もあります。なので、一般公開されない貴重な求人情報が、こういった会社を介すると応募することもできます。

企業としては、なるべく手間をかけずに、より自分たちの要望に近い志望者を探したいというところもあります。自力で求人を出してもよいのですが、そうすると不特定多数の応募者で殺到し、全員を精査していかなければならず、非常に時間のかかる求人活動となってしまいます。

もちろん、あえて自由に応募してもらうことで、より多くの応募者を見られることで思いも寄らない貴重な人材を選ぶことができますので、そうする企業も多いです。コストもかけずにすみます。

しかし、コストをかけてまでもリクルート会社へ求人を依頼するところは、それだけより確実に適した人材を迎えたいという思いが強いので、もしその条件に当てはまれば、期待以上の企業へ就職することもありえるというわけです。

またリクルート会社も、自分たちが紹介した方が無事に採用されれば、それが利益となりますので、なんとか自分たちの登録者から多くの方々を就職させようと頑張ってくれます。

実際、現在僕が努めている会社も、Seekから僕のプロフィールを見てリクルート会社が連絡してくれました。2つの会社を勧めてくれて、両方とも面接へ行って、最終的に現在の会社へ行くことを当時は決めました。

 

3.日本人スタッフがいるローカルのリクルート会社

 

さて、僕が過去に利用したことのあるリクルート会社は、以下の2つです。

 

・TMS Talent

・Adecco

 

このAdeccoは、実は日本人スタッフが勤務していて、当時は僕もお世話になりました。

日本人スタッフだから日本企業への斡旋がメインかと思ったら決してそうではなく、そのときも僕が受けた会社はオーストラリアの企業でした。

ただ、日本人スタッフということもあって、扱う案件は、やはり日本語ができるポジションの求人や、日本人ならではの能力(日本に詳しい、日本に長年住んでいた、日本ならではのおもてなしの能力など)を求める企業への斡旋が多い傾向ですね。

 

僕ら日本人からしてみれば、なかなかありがたい存在です。

 

基本的にこういったリクルート会社への利用は無料ですので、自力での仕事探しに行き詰まったら、一度相談してみてくださいね。