オミクロン株の拡大が懸念されていますが、意外にもQLD州が州境をホットスポット地域からでも来週から開けると発表しました。当然ながらワクチン接種完了が条件となりますが、オーストラリアは州全体で経済回復に重点を置き始めた模様ですね。
1.12月13日(月)から適用
コロナのホットスポットと定めている地域からでも、ワクチン接種が2回完了している人に限り、来週月曜日の12月13日午前1時より、QLD州へ入ることができるようになります。
クリスマスも近づいてきたことで、なるべく家族と一緒に過ごせるようにという配慮もあるかと思います。
WA州などのように、州境を開放するのに非常に慎重な姿勢をみせていたQLD州ですが、このような決断をしたのは、僕の中では結構意外でしたね。来年までは少なくともダメかと思っていたので。。。
ここ数日QLD州も新規感染者がほぼゼロのレベルが続いているとはいえ、規制緩和すれは新規感染者も増えることは容易に予想できますが、それでもこの決断に至ったのは、おそらくQLD州も経済回復に重点を置き始めたのではないかと思います。
観光大国のオーストラリアとしては、世界中に知れ渡っているグレートバリアリーフという超有名な観光地はまさにこのQLD。ここが開かないことには、過去のような賑わいを取り戻すことは不可能でしょう。
これを皮切りに、国境も少しずつ開けてくれるといいんですけどね。
2.条件をおさらい
では、簡単にここで条件をおさらいしておきましょう。
まずはやはり一番大事なワクチン接種完了ですね。
もうほとんどの人が完了しているかとは思いますが、念のためTGA公認のワクチンをここで確認しておきましょう。
次に、QLD州へ入る72時間以内のPCR検査で陰性であること。
これも今やお決まりの条件になってきましたね。
オーストラリア国内のことなので、特に特別なフォーマットは必要なさそうです。おそらく、スマホに来ているテキストメッセージを見せていれば問題ないかと思います。
これで空路、陸路を問わず入ることができます。
ワクチン接種を完了していない人は空路のみで、ホテル隔離14日間が課せられます。
条件は頻繁に変更されますので、QLD州のホームページを随時確認しておきましょう。
3.QLD州はオーストラリア観光の聖地
グレートバリアリーフといえばQLD州!というくらい、まずはこの地を目指して観光に行く方が多いです。
僕も早く行きたいですね。
ハミルトン島でのハートリーフ、ケアンズからは主要観光地となるグリーン島をはじめ、ミコマスケイやフランクランド島など、穴場となる海の観光地もたくさん!
緑の自然系としては、天空の城ラピュタをモチーフにしたと言われているパロネラパーク、大自然を走る鉄道のキュランダもありますので、オーストラリア観光としては外せないところですね!
以前こんな記事を書いていますので、よろしければご参考くださいませ。
参考資料:ABC News
https://www.abc.net.au/news/2021-12-06/qld-coronavirus-covid-reopening-borders-monday-december-13/100676252?utm_campaign=abc_news_web&utm_content=link&utm_medium=content_shared&utm_source=abc_news_web