渡航前の準備は、これから新しい海外生活を想像しながらで、なんだかワクワクするものですね!
さてさて、とは言っても、何から始めればよいのだろう・・・
やることは、意外とたくさんあるものです。
ここでは、僕が行ってきた渡航前の準備をご紹介していきますね。どの留学エージェントやワーホリのウェブサイトにも載っているようなことも含まれますが、個人的な経験を踏まえて、意外な点・さらに掘り下げたところをご紹介できればと思います。
1.どの都市へ行くのかを決める
広いオーストラリアですから、どの都市へ行こうか、迷いますよね。
きっかけはなんでもよいので、自分の好きなところや興味があるところへ迷わず行けばよいのですが、それでも迷ってしまう気持ちもわかります。
まずは、最初の3カ月くらいはオーストラリアで何をしたいのかによって決めてはいかがでしょうか?
僕の場合は、バンダバーグにしました。
その理由は、最初からファーム生活をしてセカンドワーホリの条件を満たしていこうとしたからですね。
ではなぜファームの中でもバンダバーグなのかというと、ファームを紹介してくれたエージェントが、手配できるのはバンダバーグだったから。
最初からセカンドワーホリ狙いの方や、静かな田舎で暮らしたいという方は、遠方を選んでもよいでしょう。
しかし、特に海外が初めてという方は、シドニーなどの都心へまずは行かれることをお勧めいたします。
その理由は、生活にとても便利だからです。
例えば・・・
- ColesやWoolworthなどの大型スーパーがある(食品が安く買える)
- 仕事の求人が多い
- シェアハウスの候補がたくさんある
- 日本語対応可能なエージェントが集まっている
- 学校が多い
- 公共交通機関がある(重要)
田舎であれば、上記のような条件はほとんどそろっていません。
(実際バンダバーグは、大型スーパー以外の要素は何一つそろっていませんでした・・)
ただでさえ新しい生活で、環境もがらっと変わり、ましてはコミュニケーションがスムーズにいかないような状況で、ワクワクがあるとはいえ、ストレスがないはずがありません。
迷っているようであれば、ひとまず生活に便利が都会へ住み、慣れてきたら、ちょっと遠方へ引っ越すのもよいかもしれませんね。
シドニー、メルボルン、ケアンズ、ゴールドコーストあたりがよろしいのではないかと思います。
2.語学学校へ行こう!
まずは語学学校へ行こう!という人もたくさんいるでしょう。
中には、学校へ行くのは無駄という人もいますが、これから本格的に英語を学びたいというのであれば、独学よりかは絶対に学校へ行くほうが効率的です。
むしろ、英語を独学で勉強したいなら、わざわざ海外へ行く必要はありません。
語学学校のメリットは、効率的な英語学習ができるということよりも、僕はそれ以上の意味があると思います。
- 知りあいができやすい(友達がつくりやすい)
- よりリアルな現地情報が手に入りやすい
- 定期的に外へ出る機会ができて、現地生活に早くなれるし、生活にメリハリがつく。
学校のクラスは、せいぜい10人かそこらの少人数制が多いです。
友達ができやすい環境といえるでしょう。
友達ができれば、学校はもちろん、学校外での付き合いもできて、海外生活がさらに楽しくなることは間違いありません。
そしてその友達から、現地ならではの情報をいろいろと聞けばよいのです。
「買い物はどこがいい?携帯はどうした?シェアハウスは?仕事は?」
などなど、今後に必要なことが聞きやすいですし、その現場のリアルな事情もわかるので、スムーズに自分の生活をセットアップできると思いますよ。
どの学校にするのかは、ものすごい数の語学学校がオーストラリアにはありますので、留学エージェントに相談してみましょう。
3.最初に住むところを予約する
もし語学学校を申し込みするのであれば、セットでホームステイや学生寮などのプランも整っている学校も多いですので、一緒に申し込んでしまえば楽だしスムーズですね!
もしそうではないなら、最初に滞在するホテルやバックパッカーなどを予約しておきましょう。
ただ、ホテルは高いです!1泊$200~$300くらいします。
最初はどんなに短くても1~2週間はそこに泊まることを考えると、経済的ではないですよね。
しかし、安すぎるバックパッカーも、衛生面などを考えると心配な方もいらっしゃると思います。
もし自分でどこか滞在先を予約しなければならないという方へは、YHAがお勧めです。
YHAはバックパッカースタイル(共同部屋)の宿泊施設ですが、格安のバックパッカーに比べれば、比較的衛生面は保たれていますし、ホテルではないので、料金も1泊$50前後と安価なので、最初の1~2週間の滞在であれば、ちょうどよいでしょう。
受付も24時間開いているところも多いですし、共同キッチンも完備されています。
私からもホテルやホステルの手配が可能です。どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
→ホテル・ホステルなどのお見積り・予約はこちらから
4.飛行機の予約
世界中を旅しているような人は大丈夫だと思いますが、特に初海外の方は、航空券も難しいところですよね。
いちばん確実で手っ取り早いのは、JTBやHISなどの旅行会社へ直接行って、その場で航空券の相談をして取ってもらいましょう。
昔留学エージェントで働いていた時、自分で安い中国経由の便をとった方から相談されたのですが、その便のスケジュールが変更になったようでして、その連絡が航空会社から直接来たそうです。が、中国の航空会社だったため、全て中国語で来たので、どうすればよいかときたのです。
いや、僕ら中国語できる人いないのですが・・・
同じ便の状況を調べ、状況はわかったのでそれを伝えたのですが、変更手続きまではできないので、それはご自身で何とかやってもらうようにお願いはしました。
(そもそも、他の乗客へのアクセス権がないのです)
失敗して自分でどうにかなるものでなければ、プロへ相談すべきです。
詳しくは、こちらをご参考ください。航空券の上手な購入方法
または、私からもお手配可能です。航空券のお見積り・予約はこちらから
5.空港から最初の滞在先への行き方を調べる
意外と盲点となるポイントです。
語学学校と一緒にホームステイや寮を申し込むのであれば、空港送迎もついているところが多いです。
特にホームステイの家族は、あらかじめ入居する生徒さんの予定を聞いたうえで、その日をスケジュールを決めるので、時間に遅れたりすると、予定通りに家に入れないなんてこともあるかもしれません。
空港送迎がついているのであれば、一緒に申し込みをしてしまいましょう。
ホームステイではなく、自分で予約した宿へ行く場合は、公共交通機関を利用していくことになると思います。
お金をあまり気にしなければ、タクシーでもよいかもですね。
空港送迎も私からお手配できますので、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。
→空港送迎のお見積り・お申込みはこちらから
6.携帯電話・WiFiの準備
携帯電話は必須!必ず購入してください!
その理由は以下の2つ
- 自分の身を守る
- 銀行やその他公的手続きに携帯電話番号が頻繁に使われる
緊急事態に警察や救急車、知人、領事館への緊急連絡先へ何も連絡する手段がないというのは、あなたの命にかかわります。
自分の生活を便利にするというよりも、自分の身を守る意味で、なんでもよいので必ず携帯電話は持ってください。
オーストラリアにも、日本語で携帯電話を契約できる会社はあります。
中には渡航前に日本へSIMカードを送付してくれるところもありますので、もしそうなら、オーストラリアに到着してからすぐ使用できるので、送迎のドライバーさんなどが見つからないときはすぐ連絡できるのでよいですね。
<日本語でオーストラリア現地携帯電話の契約ができるところ一例>
- トラトラ(Travel & Travel)
- エーブルネット
- ニッテル
他にもあるかもしれません。いろいろと探してみましょう。
7.海外旅行保険の加入
海外旅行保険も、必ず加入しておきましょう。
オーストラリアでは、救急車は有料です。
僕は実際に呼んだことはありませんが、だいたい$200くらいかかるそうです。
もし入院となってしまったら、100万円くらいは覚悟したほうがよいでしょう。
少なくとも、入院となってしまった場合や救急車を呼ばなければならないような事態、つまり自分ではカバーできない部分だけでも、カバーできる保険に入っておくべきでしょう。
大手の海外旅行保険会社のものは、キャッシュレス対応可能な病院もたくさんあります。このキャッシュレスは、その保険証とIDを見せるだけで、自分は一切お金を払わず、全部病院の受付で処理してくれるので、とっても便利ですよ。
8.両替
どこで両替するのがいちばん得なの?
これは非常に難しいですね・・・
自分の経験上、空港はやはり損する確率が大きいですのね。
僕は現地の銀行で最初は両替しました。たぶんそれがいちばん無難な気がします。
僕はいつもCommonwealth Bank(Martin Place支店)で両替しています。
※すべての銀行・すべての支店に日本円があるわけではないので注意しましょう。
9.海外転出届の提出
ワーホリや長期留学の場合は、必ず渡航前に管轄の区役所へ行き、海外転出届の手続きを忘れずに。
面倒な手続きかもしれませんが、正式にお役所へ「私は今日本にはいません。オーストラリアにいます」ということをお知らせするものです。
このときに、日本にいない間の年金や各税金などの支払いをどうするのかを決めて手続きしておきましょう。
オーストラリアについたら、すぐに在留届を管轄の日本総領事館へ提出してくださいね。
10.運転免許について
ワーホリや留学生の方でも、日本の運転免許の条件でオーストラリアでも運転が可能です。
NSW州では、以下の方法で運転することができます。
(以下、シドニー総領事館ホームページから抜粋です。)
(1)有効な日本の自動車運転免許証を利用する方法
運転時に以下を携行することで運転できます。
* 有効な日本の自動車運転免許証
* 翻訳証明書 Multicultural NSW(申請窓口は「Service NSW」)発行のもの。 豪の他州とは異なり、NSW州では当館が作成した翻訳証明書は認められていません)
* 旅券及び有効な豪州査証(コピーでも可)
(2)国際運転免許証を利用する方法
有効期限内の国際運転免許証と有効な日本の自動車運転免許証、旅券及び有効な豪州査証(コピーでも可)を携行することで 運転できます。
但し、国際運転免許証及び日本の自動車運転免許証を紛失したり盗難被害に遭った場合、当館で再発行することはできません。再発行の手続きについては、免許証の発行を受けた運転免許センター又は都道府県公安委員会にお問い合わせください。
(3)ニュー・サウス・ウェールズ州自動車運転免許証を取得する方法
永住権がない方でもニュー・サウス・ウェールズ州の免許取得が可能です。
ニュー・サウス・ウェールズの自動車運転免許証を取得するには学科試験(Knowledge Test)、視力適正試験(Eyesight Test)及び運転技能試験(Driving Test)に合格する必要がありますが、2002年5月20日から一定の条件のもとで運転技能試験が免除され、更に2005年1月17日には一定の条件のもとで学科試験についても免除されることになったため、日本の有効な運転免許証を所持していれば、Cクラスの車種(普通自動車)を運転する場合、視力適正試験のみでNSW州の運転免許証を取得することができます。
州によって運転の条件が異なる場合がありますので、必ず最新情報を確認するようにしましょう。
ちなみに僕の場合は、日本の運転免許の翻訳をオーダーして
**翻訳証明書 Multicultural NSW( 申請窓口は「Service NSW」)発行
それをもって Service NSWへ再度行き、お金を払って視力検査だけして、そのままフルライセンスゲットでした。
いかがでしたか?
他にも気になることなどありましたら、お問い合わせフォームからいつでもご連絡下さいね!
2 thoughts on “出発前に調べておきたいこと”
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