今回は日本へ帰国される方やお仕事などで日本へ一時帰国される方のための、COVID PCR検査の陰性証明の取得方法についてご紹介しておきます。普通にCOVID Testへ行けばいいわけではないので注意してくださいね。
1.帰国便搭乗時間の72時間前以内の検査結果が必要
ご存知のように、日本へ入国するすべての方を対象に、帰国前72時間以内のCOVIDテストで陰性であることを証明しなければなりません。
この「72時間前」ですが、政府機関のホームページによりますと、(https://www.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/pcrtestingjapanese.html)、
・出発72時間前とは、検体を採取する時間が起点となり、出発時間とは搭乗予定の航空機の豪州出発予定時刻を指す
ということになっています。
僕も実は、現在仕事の都合で日本に一時帰国していますが、この定義の時間内での検査結果でOKでしたので、おそらくこの理解で問題ないと思います。
が、これもまた今後変わる可能性もありますので、厚生労働省へ確認の上、検査の予約をしましょう。
2.ただフォーマットを持ってCOVIDテストへ行ってもダメ
ただコロナのテストを受けるだけなら、いつでもどこでも簡単に行けるでしょう。
だからと言って、検査書のフォーマットをただ持って行くだけでは、検査所のスタッフは「何それ?」という雰囲気になって、陰性証明はつくってもらえないと思います。
なぜなら、そのフォーマットには 医師のサインが必要だからです。
COVIDテスト会場には、検査をするスタッフはいても、実際に診察ができる医者がいるわけではないので、そのフォーマットへはサインできない・・・という理由が考えられます。
なので、必ずしてされた医療機関で検査をあらかじめ予約していく必要があります。
3.陰性証明書発行可能な医療機関
シドニー総領事館のホームページに、現時点で陰性証明書発行が可能な医療機関が掲載されています。
日本への渡航前のCOVID-19に係るPCR検査・陰性証明書の発行が可能な民間医療機関(2022年6月時点)
コロナ陰性の証明書発行のための検査は有料です。
4.PCR陰性証明取得の流れ
では、どんな流れで申し込みをして証明書を取得するのかを、一例をご紹介します。
・クリニックへ電話などで問い合わせをして詳細を聞く
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・送られてきたメールへ必要事項を返信して予約する
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・クリニック側がCOVIDテストの手配を行う(同時にクリニックでの診察日も予約される)
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・予約表が送られてくるので、それをプリントアウトしてしてされた日時と場所でCOVIDテストを受ける。
※必ずメールで案内されている場所と時間で検査を行ってください。他のところでは無効です。
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・1日前後で結果がクリニックへ送られる
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・予約されたクリニックでの診察を行う(いけない場合はFacetimeなどのオンライン診察)
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・その場で陰性証明書が渡される。オンライン診察の場合は、診察後数十分くらいでメール添付で送られる。
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・メール添付の場合は必ず「プリントアウト」する
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費用の支払い
タウンホールクリニックはかなり慣れている様子で、とてもスムーズで安心しました。
が、非常に費用が高いです。$300以上は取られます。
今ではシドニー空港のクリニックや4Cyte Pathologyなど、当日そこに行くだけで検査を受けられるところもあります。その場合は$100~$150くらいで済みますので、その方がよいかもしれません。
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