ニュージーランドとオーストラリアは今年中に再開の見込み

コロナウィルス感染が徐々に落ち着きはじめ、7月くらいから言われていたニュージーランドとオーストラリアの国境再開「Travel Bubble」プロジェクトがようやく前進してきました。今年中にはこの2国間での国境再開の見通しがたってきました!

1.「Travel Bubble」の検討がようやく再開 

最初は8月~9月くらいにニュージーランドとの国境だけは開くんじゃないかといわれてきましたが、そこにVIC州の爆発的な拡大とそれに影響されてNSW州も感染が広がってしまったため、国境再開は白紙に戻ってしまいました。

これまでは今年中にはどの国とも国境が再開されないという方針が強かったのですが、両国のコロナウィルス感染者がだいぶ抑えられたことから、この2国間だけの国境再開がかなり濃厚となってきました。

まだ具体的な日時は決定していませんが、クリスマスくらいまでには解禁となる方針になっています。

この Travel Bubbleが実現するためにも、第3波が来ないように日ごろから感染防止拡大のため、生活に注意していきたいものです。

 

2.ホットスポットのVIC州・NSW州もだいぶ落ち着いてきた

第2波真っ只中のときは500人越えの新規感染者が続いていたVIC州も今や1桁台、NSW州もなんと2日連続で新規感染者ゼロとなりました。

メルボルンも夜間外出が解除されましたし、NSW州も大規模のスタジアムなどへの収容可能人数を25%⇒50%までに引き上げました。

これもニュージーランドとの国境再開の目途になった要因の一つでしょう。

しかし、もしまた感染者が増えてしまったら、再びこの話が白紙になってしまうので、僕らも今後のために、引き続き不要不急の外出は避け、マスク着用とうがい手洗いの徹底をしていきましょう。

 

3.何かしらの制限あり?

この再開が始まったら、おそらくは入国者には2週間隔離などは課されないとは思います。

そもそも経済活動の復活の意味もかねてのTravel Bubbleですからね。

ただ、入国者はコロナにかかっていないという何等かの証明(事前の入国許可申請や病院からの診断書など)が求められる可能性はあります。

また、一部地域(コロナがあまり収まっていない地域など)への立ち入りも制限されることも考えられます。

いずれにせよ、これを皮切りに、徐々に他の国との国境も再開されていくとよいですね。

日本との国境は、今のところ3月~4月頃と噂されていますが、それもすべては今後の状況次第です。

日本の感染者は未だに東京だけで毎日100人前後、まだまだ抑えられたとは言えない状況ですね・・・