シドニー名物の1つである、ダーリングハーバーの花火。誰もが壮大な花火を友達と一緒に見て新年を迎えたいという気持ちでしょう。では、実際地元の人はどのように毎年の大晦日を過ごしているのでしょうか。また、どの方法が花火を見るのにベストなのでしょうか?
過去に比べると徐々にレベルアップする花火
初めてシドニーにきた年は、僕は知り合いの家に行って、何人か集まって小さなパーティをしながら、そこで新年を迎えました。花火もテレビ中継されているのを見ただけですが、その当時は、日本の花火大会のものとどうしても比較してしまうもので、ダーリングハーバーの新年花火は、たいしたものじゃないという印象がありましたね。
しかしながら、僕のその後の印象では、そのクオリティは徐々に上がっていき、もちろん日本の有名な花火大会に比べたらまだ・・というところもあるかもしれませんが、それに近い花火パフォーマンスが見られるようになってきたと思います。
間近で見れば、その迫力はさらにすごみを増すと思いますよ。
しばらくシドニーに滞在予定の方は、ぜひ一度は直接見に行って損はないでしょう。
早朝から陣地取りはOK?
シドニーの大晦日名物の1つですが、12月31日の早朝から、ダーリングハーバー周辺は多くの方が花火鑑賞のため、陣地取り合戦となっています。ちなみに午後2時頃からシドニーCBDエリアは交通規制がかかります。
今は場所によっては入場料なども発生するところもあるようですので、事前にNSW州やシドニーカウンシルのホームページなどで調べておきましょう。
他の人の迷惑にならず、法律や条例を守ることは大前提ですが、12月のシドニーは猛暑真っ只中。毎年熱中症になって、中には病院へ運ばれる人もいるくらいです。
気温も30度超になると思いますので、長時間滞在は、あまりお勧めできないというのが正直なところです。
多くの方はお友達と交代で陣地を守り、日傘やポータブル扇風機などを使って暑さをしのぎながら頑張っていますが、それでも猛暑の中、ましてや紫外線が日本の7倍前後もあるオーストラリアですから、健康面から考えると、危険を伴うこともあります。
そのあたりのリスクを十分に考慮しておくべきでしょう。
お金はかかるがベストスポットはクルーズ
ということで、やはりいちばん無難でベストなところは、お金はかかりますが、大晦日クルーズを予約してしまうのがよいでしょう。
この大晦日クルーズは地元の人たちにはかなり人気で、毎年10月頃には予約がいっぱいになってしまうクルーズがあるほどです。
ネックなのは、やはりその高額な費用。。。
いちばん安くても$500くらいからで、平均はだいたい$1000前後のクルーズがほとんどですね。
どのクルーズもダーリングハーバーを夜8時くらいに出港し、シドニー湾付近を回って、ディナークルーズ形式のサービスが提供され、日付が変わる時間に近づくとハーバーブリッジ付近、もしくはGoat Island、Milsons Point付近に停泊し、花火があがるのを待ちます。
花火が終わった後は港へ引き返し、帰港は夜中1時くらいですね。
ご興味がある方は、私でも予約代行できますので、お気軽にお問合せくださいませ。