日本⇒NSW/VIC/ACT州との国境がついに再開！

ツイッターでは速報出しましたが、ワクチン接種完了者であれば、ついに12月1日より日本と韓国からオーストラリアのNSW州、VIC州、ACT(キャンベラ)への入国が隔離なしとなりました。他の州はまだ閉鎖中ですが、この３つの州であれば留学もワーホリもとうとう解禁です！では、隔離なしで入国できる条件を詳しく見ていきましょう。

１．シンガポールに加えて日本と韓国もトラベルバブル解禁

今月から始まったシンガポールとのトラベルバブルに加え、12月1日より日本と韓国もオーストラリア（現時点ではNSW州、VIC州、ACTのみ）への入国を隔離なしとすることとなりました。

これは永住者のみということではなく、オーストラリアへ入国のための有効なビザを持っていて、かつワクチン接種が完了していれば隔離免除制度が適用されます。つまり、学生ビザやワーキングホリデービザはもちろん、ETAの観光ビザでも入国可能となりました。

２．隔離なしの条件を確認しよう

では、隔離なしの入国がきちんと適用されるように、その準備をしっかりと理解しましょう。

大前提として、この条件は今後のコロナウィルスの動向で変わるかもしれないので、移民局ホームページなどで最新情報を常に確認しておきましょう。

まずは以下の条件をすべて満たしている必要があります。

・オーストラリアへ入国のための有効なビザを持っている日本国籍の方

・日本から直接オーストラリアへ入国する方（第三国から入る場合は2週間の強制隔離となります）

・TGAが認可している対コロナウィルスワクチン接種を完了している方（詳細は下記へ）

・NSW州、VIC州、ACTのみホテル隔離免除

・日本出国日から3日前以内のPCR検査での陰性証明を提示できること

有効なビザを持っていればよいので、特にビザの種類は問われません。

なので、おそらく以下のビザが主流になるかと思います。

・ETA(観光ビザ)

・学生ビザ

・ワーキングホリデービザ

次にポイントとなるのは、他の国を経由してしまうと14日間のホテル隔離（自腹で＄３０００）となってしまいますので、必ず直行便で来なければならないという点です。

また、過去14日間日本に滞在していなければならない・・・というようなルールも今のところはないです。

ただし、いくら日本に住んでいるとしても、「日本国籍」の人でないとダメみたいです。なので、日本に永住している外国人は適用外ということになります。

そしてワクチン接種ですが、TGA（オーストラリア保険局のようなところ）が認可しているワクチンでないといけませんので、以下の条件を満たしているワクチン接種であることを再度確認しておきましょう。

※以下のワクチンを14日間の間隔をおいて2回接種が完了していること

• AstraZeneca Vaxzevria
• AstraZeneca COVISHIELD
• Pfizer/Biontech Comirnaty
• Moderna Spikevax
• Sinovac Coronavac
• Bharat Covaxin
• Sinopharm BBIBP-CorV (18歳～60歳のみ)

※以下のワクチンを1回接種していること

• Johnson & Johnson/Janssen-Cilag COVID Vaccine.

そしてPCR検査の陰性証明の用意も必要です。出発日から3日前以内の検査である必要があります。

あとは、日本出張編でもご紹介しましたが、現在オーストラリアへ渡航の際にはAustralia Travel Declarationを提出しなければなりません。

こちらはオーストラリアへ到着する72時間前までにオンラインから提出しなければなりませんので、早めに準備しておきましょう。

提出方法は、こちらのブログをご覧くださいませ。

３．オーストラリア⇒日本へ帰るときは未だ自己隔離が必要

NSW、VIC、ACTは解禁となりましたが、日本側がまだ自己隔離措置を続けていますので、観光でオーストラリアへ来られる方については、日本へ帰国してから14日間は自宅待機を強いられるますのでご注意くださいませ。

この日本での隔離がなくなれば、晴れて気兼ねかなくオーストラリア観光できるんですけど。。。そして僕らも迷うことなく日本へ一時帰国できるんですけど。。。オーストラリアはコロナ対策優秀国といってよいと思います。なので、ワクチンが完了していて陰性であれば、オーストラリアはもうそろそろ隔離なしにしてもいいんじゃない？と思っている次第です。

一応、ワクチン証明があれば、隔離10日目以降にPCR検査を受けて陰性証明を出し、受理されればそこで隔離終了のようですが、これもややこしいですね。
詳細は、こちらの厚生労働省ホームページから

ちょっと観光はまだ難しいですが、長期滞在となるワーホリ・留学は全然OKですね！

みなさんの来豪をお待ちしています！！

参考資料：https://covid19.homeaffairs.gov.au/japan