モリソン首相が今日来日

そういえば、今日はオーストラリア首相のモリソン氏が日本へ行く日ですね。オーストラリアは他の国にもまして特に厳しく国境・州境を閉鎖しているのに、自分は外遊するのか!って突っ込みたくなるところですが・・・

モリソン首相曰く、「対日関係は経済分野だけでなく、文化や社会、戦略面で、とても特別で新首相と関係を築く重要な機会になる」(2020年11月13日のYahooニュースより)だそうです。

確かに、電話会談よりも直接会って話すというのは重要ですが、こちらオーストラリアでは、オーストラリア国籍の人・永住者は出国が禁止されているし、外国からオーストラリアへ戻るにも人数制限を敷いている状況なので、やはり首相は特別扱いか・・・と思うと、なんだかがっかりですね。

もちろん首相もオーストラリアへ戻ってきてからは2週間の隔離対象となりますが、それもホテル隔離ではなく、これもまた特別に官邸内での隔離でOKだそうで・・・つまり首相は$3000を自腹切ってホテル隔離がないわけです。

僕らは戻ってきても$3000払ってホテル隔離ですからね。

現在隔離のためのホテルが不足しているため、来年から徐々に留学生を受け入れ始めるという話も白紙に戻してしまいました。

以前はホテル隔離をなくして自宅隔離で十分になるとも行っていたのに、こうコロコロと計画が変わってくると、政府への信用も下がっていきます。

海外からくる人たちでオーストラリア経済はもっているのようなものですから、このままでは国が破綻するのではないかと心配です。

これだけコロナを抑制しているオーストラリアですから、逆に海外からの人たちを受け入れても大丈夫な対策を考えて、1日も早く国境を解放するくらいの気持ちを持ってもらいたいものです。

もちろん一気に解放というわけにはいかないのはわかっていますが、ビジネス・留学生関係から徐々に受け入れはじめ、後々ワーホリ・観光も自由に受け入れればよいと思います。事前にコロナ陰性の結果が出ている証明を出させるとか、コロナに感染している可能性が極めて低いと言える人たちは、受け入れてもよいと思います。

シドニーも8日連続で新規感染ゼロです。コロナ対策の環境は万全だと思います。